2012年6月17日日曜日

6/17:手塚治虫記念館


案外朝早く起きる。
結局することがないので、PCメンテを始める。
今回導入したPC  3台分を順繰りで古いマシンに置き換えていく。
案外面倒な作業だ。


昨日は昨日で、VINE LINUXサーバーのシステムSDDを誤ってformatしてしまう失態から
何とかリカバーした。

朝のPC作業を終わらせ、今日は宝塚の手塚治虫記念館へ向かう。
この機会に余っている近鉄の株主優待の乗車券を利用する。
折角なので、ビスタカーの階下席を利用することとする。

最寄駅から急行に乗り、近鉄四日市で特急に乗り換える。
乗車すると予約した座席は、年配の団体が歓談中。
座席を間違えたかと焦る。
TF101で座席指定を確認すると合っている。
ちょうど車掌さんが通り掛かるので確認すると、
臨時で座っておられる方なので、すぐ移動させます とのこと。
その結果、無事着席できる。
因みに、階下席はこんな感じ。






























テーブル付きなので、くつろげる。
ビスタカーの階下は、以前は無かったテーブルが設置されている。
今回の改装後から、3人以上の利用であれば、階下席を貸し切ることができる。

改装前は、階下というマイナスイメージもあり、近鉄の最後に埋めていく売り方を
していた。 逆にそれを利用し、玄人っぽい人が指定買いし、一人で占有することも
多かった。
とはいえ、同じ目的のもの同士が臨席すると、個室的な雰囲気が災いし、
気まずい思いをすることもあった。

このビスタカーは、2F構造なので、ノーマルな編成よりも少々座席数が多いため、
朝の通勤時間帯でも多用されていたが、
諸々の事情を加味すると、今回のような運用が現実的であろう。

今後、近鉄が2F特急を新造することはないと思われ、かつ、現用の30000系ビスタカーのかれこれ
35年近い車輌であるので、味わいながら利用することになろうかと思う。

鶴橋駅から大阪駅を経由し宝塚へ向かう。
JR福知山線は、生まれてはじめて利用する。自分が大学生であった約25年前は、宝塚へは、
阪急利用が当たり前だった。
大阪駅から宝塚へ実際に利用すると、確かにJRは速く便利だ。

宝塚駅で、繁盛しているそば屋で昼食を頂き、徒歩で手塚治虫記念館へ向かう。
手塚治虫記念館は、さほど大きくはないものの興味深い。
















私にとって手塚治虫氏は、中学、高校時分、COMの火の鳥を、夢中で読んだ。
(読んだものの作品理解は、今でも不十分だと思うし、私に理解するのは恐れ多い気がする)
ただ、その頃の商業的アニメ界の評価は、あまりよいものでは無かったかと思う。
NHK教育テレビに出演された氏の姿をよく覚えている。
内容はあまり覚えていないが、自らの半生を語りつつ、生き物のの生について方っておられたように思う。

とはいえ、当時はマンガ=子供の娯楽読物という単純な固定観念が支配的で、まだまだ氏の作品から氏の思いを世間が理解する素養が無かったように思う。
記念館のVTRにもあったが、氏は、晩年になっても自らの絵自体を変えられたいと 述べられ、
その点では、岡本太郎氏の晩年を重なる。
平々凡々の私では、両氏の作品をどうこういう能力も資格もないが、両氏はつねに探求者であったと思う。

うちの子供は、鉄腕アトムが大好きなようで、夢中で読んでいる。
発表から40年経過しても今なお子供の心を夢中にさせるのは、人の心の根本に響くものがあるからこそだと思う。
数時間、記念館で時間を過ごし、宝塚駅へ向かう。
駅へ向かう途中、歌劇団の方としか思えない。 言い方を変えれば、自分と同じ民族とは、
思えないようなスタイルの方が歩いている。うちの子もわかっただろうか?


宝塚駅のミスタードーナツで軽食を取る。
今度は、阪急宝塚線で池田市へ向かう。
阪急宝塚線は、夫婦共々、学生時代お世話になった線である。
車内は、今も昔も変わらぬ木目調で懐かしさ絶好調である。
うちのお兄ちゃんからすると、阪急マルーンの色目は、古めかしすぎる風に見えるそうだ。
少し鉄道に詳しい人に言わせれば、このマルーンは何度も重ね塗りしないとでない色目で、
阪急がこの色を変えようとしたら、利用者が反対したという。由緒正来き色なのであーる。
おまえはまだ若いから解らないんだよ。となるはずである。
















池田市は、全国的に宝塚市ほど有名ではないかもしれないが、私が思うに静かでいいところだと思う。夕食も兼ねて、池田市駅近くの居酒屋で食事とお酒を頂く。
















ここも、お昼の蕎麦屋と一緒で普通においしい。
もろもろ、ゆっくりしたせいか、阪急で梅田へ向かう。
梅田のヨドバシカメラは大きいなあ、昔はなかったなあと思いながら、環状線で鶴橋へ、
環状線の電車のなかで、ぎりぎり間に合いそうな近鉄名古屋行きの特急の座席を購入する。

当日は、蒸し暑かったし、歩き回ったので、車内で家族は熟睡だったのだが、
なぜか特急はよく揺れた。遅めの特急なので飛ばしているのは解るのだが、
それでも過去ないほど揺れたかなあ。以前と保線環境が変わったんだろうか?

宝塚市はすこし遠かったかなあと思いながら、思いきって出かけてよかったなあと思う。




2012年6月10日日曜日

6/3:おかげ横丁 夏まちまつり

今日は、代表戦である。
妻は、今日は外出を控え、16:00から風呂に入り、
テレビ観戦のスタンバイをするとのこと。
昨日仕事だった私は、一人出かけることにする。

行き先は、伊勢神宮近くのおかげ横町である。
毎年行われている「夏まちまつり」へ向かう。
この催しでは、大道芸人方が芸を披露される。

加藤みきお さんは、なぜか昔からの馴染みの方である。
といいながら、芸を見るのは、案外久しぶりだったりする。
















今回も最寄駅から、5200系の急行で出かける。
車内は、それ程混雑していない。
GW後は、案外人が動いていないように見える。
















伊勢市からバス停:神宮会館前 にて下車。

最初に、ももっち 氏を見る。
とてもまじめな好青年といった印象。しかもイケメン。





続いて、なるせ女剣劇団

座長のなるせさんとは、大昔、公演中握手して頂いた記憶があるが、
ここ何年も見かけない。
このコテコテ安定感は鉄板、伝統芸。
托鉢の方も、しばし御鑑賞。
















続いて、石原耕さん。
こちらも、鉄板、がまの油売り。















ゆっくり見たいのだが、サッカー代表戦に備え、
帰宅開始する。
帰りの伊勢市駅でのJR東海 キハ40系 国鉄色
















帰りの電車でビール1本余分に飲んでしまい。
試合中寝てしまったのだった。情けなし。