2016年11月13日日曜日

白内障手術 6ヶ月検診後感想、費用などのまとめ

6ヶ月検診に行って参りました。

私は、元々近視-12D,乱視4.5でした。
40歳までは、ハードコンタクトレンズ矯正で片眼1.2がMAX、両眼で1.5の視力が得られていました。
さらに、老眼が入ってくると近くが見えづらくなり、50歳近くなると手元重視、両眼0.8のメガネを常用するようになりました。といっても、メガネは遠距離用、中距離用、手元重視用の3種と使用し、手元重視のハードコンタクトレンズ+遠距離用メガネを勤務時は常用し、休日は手元用メガネを使用していました。老眼が進むにつれピントの合う範囲が狭められていくことを実感していました。

昨年の12月ごろ、破損したハードコンタクトレンズの注文をお願いした眼科医さんから白内障が始まっていることを告げられました。AmazonでCAN-Cを購入して見ましたが、さしたる効果は見られず、別の多焦点レンズを得意とする眼科に相談し、手元が見えるようにと眼科医先生にお願いした結果、両眼、Lentis M Plus X toricを入れて頂くこととなりました。

 6ヶ月検診の結果、
左目1.0 近方1.0
右目1.25 近方1.0

左右とも眼鏡で乱視矯正しても左目1.25 右目1.25でした。
左右とも強度近視強度乱視で、がんばって矯正しても左右1.25MAXということですから、左目は少し落ちるものの近方は左目の方がよく見えることを鑑みるとよく矯正できたなあというのが実感です。左目の近方1.0は余裕あり、右目の1.0も確実に見える感じです。近方はLentis M Plus Xの効果かよく見えます。

術後5ヶ月ぐらいから、1~5mの見え方が良くなり、いわゆるゴーストが減り、見え方の質が向上しました。私のような強度近視、強度乱視だった身からすると、30歳~40歳の見え方に相当します。中距離が少し雑かもしれませんが、若いときのハードコンタクトレンズ矯正比90~95%の見え方です。また、私の場合、Lentisに慣れるのには、結構時間掛かったなあと実感します。

次回は1年後検診となります。
簡単に今までをまとめます。

・費用は、自由診療なので両眼で約100万円
 加入していた保険から約30万円支払われました。円高時に購入し塩漬けしていた米ドルの為替利益15万円、確定申告での医療費控除による還付金は、約10万円程度?と思われるので、実質両眼約45万円の支出でした。
 

 追記:2017.1.21 e-taxで確定申告を行いました。
  
私の場合、総所得が200万円を超えているため、下記が適用となります。

・年間で払った医療費 − 保険金等で補填される金額 − 10万円 = 医療費控除額
 今回の白内障手術では、医療費控除額(万円)=100-32-10=58万円

・あとは、私の課税所得金額の税率×58万円となります。
 例として20%とすると58万円×20%=11.6万円還付されることになります。
 私の場合、実質両眼約40万円の持ち出しとなります。
 (追記終わり)

 私の場合、強度近視、強度乱視、老眼、白内障すべての矯正治療と考えれば、安いような気がします。(してくる?)

・眼精疲労はとても少なくなりました。少なくとも翌日の持ち越すことはなくなりました。

・視野範囲など術前と変わりません。暗がりも特に不満は感じません。

・先日、コピー紙の黒丸を別のコピー紙に重ね合わせて写し取る作業がありました。この場合、いわゆるゴーストが邪魔をし、黒丸を再確認する必要がありました。トレーシングペーパーだとはっきり見えると思われますが、このような点が多焦点眼内レンズの限界なのかなあと実感しました。

2017.1.28 加筆

 2chではレンティスは半分の光だから暗いとの一部強固な意見があります。実感として日常生活では当てはまりません。最近、レンティスを入れたこの方も私と同じ感想を述べておられます。

http://centropyge.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/mx-1c5e.html

2chのレンティス光量半分で暗いという論理にも、明らかな矛盾があります。ルクス値に対して、人が認識する明るさは、線形でなく対数になります。(聴覚が一番有名だと思います。) 下記が最も分かり易いと思います。

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/desktop/dd319008(v=vs.85).aspx

具体的には、グラフ右端の約6,500ルクスの1/2=約3,250ルクスだと約0.85倍程度となります。ですからレンティス光量1/2だから明るさ1/2という考えは、問題提起の前提自体が間違いといえます。

私の場合、右目の白内障極初期、左目はさらに極初期でした。 実際にLentisを眼に入れてみると、Lentisが暗いという印象は無く、少なくとも読書灯程度の明るさであれば、健眼を同じように見える。さらに、文字が見えるかどうか暗いの真っ暗で試すとLentisの方が見づらくなりました。といっても、それを実感する機会はほとんどなく生活できています。



ということで、術前後の相対比較すれば、ずいぶん良くなったなあというのが実感です。
また、加齢に伴う直乱視の減少を考慮すると、当分この視力を維持できそうです。

2016年10月23日日曜日

2016.10.22 : 熊野古道 二木島峠・逢神坂峠コース




なんだかんだで2年がかりの仕事もほぼ終わり、
普通の生活に戻ろうと思う。

今まで、性格的に気負いすぎる点を反省し、
必要以上に考えすぎず落ち込まないような精神状態を維持必要がある。
私の場合、お酒を飲むと落ち込む傾向があるので、節度ある飲酒も必要である。
いい意味で割り切って、できる範囲を落ちついてこなしていきたい。

そのようなことから、久しぶりに土曜日を休養し、日曜日は半日仕事することとした。
JR東海の青空フリーパスを購入し、目的地を考える。
夏から行きたくて行けなかった熊野方面に行くこととする。
調べると熊野古道 二木島ー新鹿間は未踏で、最近掘り出された古道らしく面白そうだ。
二木島は、子供とファミリー釣をしたことがあり、雰囲気の良い場所である。
また、新鹿海岸でお酒を飲むのもよさそうだ。
このルートだと南紀利用もできないため、9:43多気発新宮行の一択となる。
お寄り駅から始発に乗り、伊勢市で90分外宮参拝し、それから飲み鉄することとする。

無事外宮を参拝した。
もろもろ日頃の感謝を申し上げる必要があろうと思う。
午前8時頃の参拝は、参拝者も少なかったのだが、今では沢山の参拝者がいる。
以前よりも、二例二拝をきちんとされる方が多い。

伊勢市から多気まで快速みえに乗車し、久しぶりに前方風景を楽しむ。
ものの10分程度で多岐に到着し、新宮行9:43に乗り込む。
ほぼ座席は埋まっており、大台ケ原へ行く中高年ハイカーが1/3程度居られる。


 http://www.kodo.pref.mie.lg.jp/course/13.html



熊野古道は、誰にも会わず、苔むした石畳が続く。二木島峠は結構な登りが続く。
昔の人は、荷物背負っていたはずなので、苦労が偲ばれる。
道は、苔むしており非常に趣がある。
個人的には、一番好みだ。













新鹿海岸は、ひっそりとしている。
釣り人一人。ゆっくり見渡す。
ビール飲んだ。

干物屋さんで干物を購入した。
確か、熊野サッカー少年団の尽力者のはず。といっても購入するのは初めてだった。



2016年10月9日日曜日

2016.10.8 : おかげ横丁 神恩太鼓

日曜日、月曜日と仕事をすることとし、土曜日午後休みを取り、おかげ横町へ向かうこととする。

近鉄で向かうが、ここ2週間の飲み鉄酔っ払い加減は、周りに迷惑を掛けるので、飲み鉄は断念し、日本酒を購入し家飲みすることとする。

神音太鼓を2ヶ月振りだろうか?
なんか吹っ切れたというか、現メンバーでの演奏スタイルを確立したような気がする。3人それぞれが演奏しても全体のスタイルは乱れないような感じがする。

解散前の神恩太鼓は、それでよく、現在の神恩太鼓は、現在で良い感じ。
このままがんばって頂きたい。(といっても、たいしたサポートも出来ないのだが・・・)







*ラベルの付け方が、間違っていたため、変更しました。
 ラベル=カテゴリー別に読めるようにしました。


2016年10月2日日曜日

2016.10.1 : 名古屋グランパス vs. アビスパ福岡

結果は、5-0で名古屋でした。
正直、福岡視線だったので、残念感ありましたが、よい言葉が浮かびませんが、ずごい試合みたともいえるかもしれません。

福岡の守備陣は、試合前からある種崩壊していたのかもしれません。立ち上がり決してよくない名古屋でも、受け止めることができませんでした。


試合後の選手挨拶動画をアップしておきます。


チームがなくなるわけではありません。道は続くはずです。



2016年9月28日水曜日

2016.9.28 :点眼終了

手術後、服用していた目薬がなくなり、点眼終了となりました。

Lentis M plus X toricの両眼も、安定して見えています。
手術後は、いろいろ細かいところが気になっていましたが、今ではすっかり慣れたようです。

昨日は、裁縫仕事しましたが、メガネを使用せず糸を針に通すことが出来ました。
CAD仕事も多くしますが、目も疲れを翌日に持ち越すようなことはなくなりました。

ネットで情報を見ますが、多焦点は雑な性格しか向いていないという助言が多いようです。個人的には、入れたこともないのによく言えるなあという思いもありますが、きっと私は大変雑な性格なのでしょう。今のところ自分は見えているので、白内障関連の情報を気にすることも今後減っていくでしょう。

次回は、11月の術後6ヶ月の検診です。


*3ヶ月検診時よりも、左目は少し見えるようになっています。
 両眼での見え方も良くなっています。わたしが、雑とかアラがあるといっていた点は少なくなっています。

2016年9月4日日曜日

2016.9.3: サッカー天皇杯 2回戦 名古屋グランパス VS. 長野パルセイロ

多焦点眼内レンズ:Lentisも慣れてしまい、違和感なく体の一部となっている。
「大きな仕事」を終えてからLentisのはずだったが、「今より良く見えるようになります。」という院長の殺し文句であっさりLentisを先に行うことにしたのだった。
 
 この「大きな仕事」のおかげでこの1か月ほどは、間違いなく休まず働いた。術前はPC作業も目が疲れてしまい、次の日に疲れを持ち越すことがあったが、術後は、疲れないということはないが次の日に持ち越すことはなくなった。この点は随分助かるようになった。なんで疲れないのかは正直よくわからない。「雑な見え方」はあるものの、白内障、近視、乱視、老眼、疲れ目までなくなったのかもしれない。そのおかげか、「大きな仕事」もほぼ終わりつつある。

 そんな中、私の生活もLentisも取り込んで普通に戻りつつある。
blogも本来の姿に戻りつつある。

今日は、取引先の展示会に便乗し、名古屋の銭湯と天皇杯観戦をすることとした。
(本当は、名古屋市博物館のポンペイ展を見たかったのだが、時間なく割愛することとした。)

 天皇杯は、名古屋-長野となる。2013年に対戦しており港サッカー場で観戦した。その頃からコンタクトレンズも疲れるようになり、初めて眼鏡で観戦したように思う。パルセイロのタオルと七味唐辛子を購入した。タオルも用意し、港サッカー場近くの銭湯を満喫してから港サッカー場へ向かうこととした。

 銭湯は前から高い煙突で気になっていた永徳湯さんである。永徳は屋号ではなく地名のようだ。今回名古屋市博物館を割愛したので2,3時間銭湯でゆっくりできそうだ。
 
 あおなみ線の名古屋サポの話を聞いていると、J2降格の話題ばかりだ。個人的には、チームが無くなるわけでもないので腹据えて応援するしかないと思う。私の場合は、チームが無くなってしまったから・・・。
 
 永徳湯さんは、なかなかいいお風呂で、サウナが広い。85度と低めであるが快適であった。TVもあったし。2時間ほど汗をかかせて頂いた。

 名古屋は長野のプレスに組み立てられず、負けてしまった。チャンスも少なく負け試合と言えるだろう。 
  (Lentisでも夜のサッカーはよく見えました。)
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2016年8月7日日曜日

2016.8.6:術後3ヶ月後検診

3ヶ月経過し、さしたる不満もなく見えています。
この1ヶ月左の見え方はよくなってきましたが、それもほぼ終わったのだろうと感じます。

左目 近見視力 30cm 1.0  遠見視力 1.0
右目 近見視力 30cm 0.9  遠見視力 1.6-

両眼 近見視力 30cm 1.0 40cm 1.2 70cm 1.2 (←少し自信なし)

残余乱視 左 1.25,右0.5  
(左の残余乱視は、私が聞き間違えていたようです。前回1.0を0.1と認識したようです。お詫びします。左右とも、直乱視の残っています。加齢と共に直乱視は減少します。個人的には、加齢を踏まえ直乱視をあえて残していると考えています。)

遠くの景色は、右も左も同じように見えるので気になりません。
PCでのCAD作業には、左目が効いていり、左目頼りです。

先生には、近方視力重視の希望と伝えていたので、大変満足です。

先生からも これだけ見えていれば、タッチアップいらないですよね。とのことでした。
私としても、現状に満足しています。
いろいろ細かいところ気にしてきましたが、気にならなくなりました。
この視力を長く確保できるよう、あまり眼に負荷掛らないように生活したいと思っています。

個人的には、近視、乱視でメガネ複数持ちの方だと、十分満足できる見え方だと思います。

つぎは、11月まで検診ありません。


2016.8.21:追記

8月14日夜間の高速道路を利用する機会がありました。
グレアなど見えますが、ハードコンタクトレンズ矯正時とさして変わらない程度です。
日常的な夜間の自動車運転もできるようです。


追記:  
 多焦点眼内レンズの場合、遠方、近方の2つの焦点になります。脳からするとこの2つの像の焦点がある程度離れていると、片方を認識すれば、他方はピントがあわないボケた像となるはずです。脳からすればコントラストがはっきりしているので認識しやすいと私は考えます。テクニスマルチというレンズはそれに近いのかなあと考えます。Lentisの場合、遠方、近方の境目の曲率をおなじにし橋渡し、中間域の像を造り出しているのかなあと考えます。この中間域を無理矢理?作り出しているので、わたしの表現の「雑」「アラ」がでるように思えます。(素人の想像です。・・・)
 言いたいのは、テクニスマルチとLentisさして見え方変わらないような気がします。私のいう雑ながらも中間域がそこそこ見えるか否かの違いしかないと思います。
 



 

2016年7月10日日曜日

2016.7.9 :術後約2ヶ月(右目約2.5ヶ月,左目約2ヶ月)

 今まで左目の視力が上がらない原因を、あれやこれやと書きましたが、どうやら些細なことのようです。あえて、このままにしておきますが、実際手術するとこのような暗中模索をするのかなあ ぐらいに捕らえて下さい。

 左目は、安定しているかわずかながら向上しているようです。(ときどき読めたある目標物が、しばしば見えるようになる 感じ)
 右目は安定しているようです。

 左目は、効き目でない非優位眼であること、1D程度の残余乱視、直前までハードコンタクト矯正したことなので、私も脳も混乱したようです。私の場合、あせって無理に見ようとしても視力上がりませんでした。いつもどおりに眼を開き、遠い距離を落ち着いてしっかり見るように心がけると、遠近の像処理学習が進み良いように思います。 
 また、コントラストのはっきりした景色を落ち着いてしっかりみると脳が学習するような気がします。
 

2016.7.17
  左目は右目には及ばないものの、その差は、わずかになってきました。今思えば、同じ光(像)でも、これほど見え方が異なるのかと思うほどです。つくづく脳で見ているのだなあと実感します。
 右目の中近距離の見え方も、まだ少しずつ良くなってきています。
 結果、両目の見え方も中近距離は、改善しつつあります。ゴーストのような影も見えますが、影がうすくなってきました。 細かく見え方を気にし過ぎかもしれませんが、中近距離の像が見えるように脳が完全に適応するのには、2,3ヶ月掛りました。(結構大変でした。・・・・(^_^)v)


2016.7.24
 左目中近距離視力は、まだ向上中です。実用上、もう不満ありません。これぐらい見えればうれしいなあと想像程度に見えます。2週間後の検診が少し楽しみです。



 

2016年7月2日土曜日

2016.7.2 : 術後2ヶ月検診, 眼でなく脳で見ているらしい?のお話

 術後2ヶ月後検診に伺う。

 確かに左目は見えると思うだが、いざ検診に行くとなると少し緊張する。すこし右目は、EUROの見過ぎなのか腫れぼったく少し調子悪そう・・・。

 2ヶ月検診に伺う。
 ・右目 近見 1.0- 遠見 1.25
 ・左目 近見 1.0  遠見 1.0- (左目の視力希望的に盛ってたみたい。・・・ごめんなさい。)

 左目の乱視は1D程度とのことで、思いの外少なく、びっくりする。1ヶ月検診時、左目を乱視、遠視去勢すると 近見0.9 遠見 1.6見えたという事実もあり、タッチアップの選択肢も頭に浮かぶ。私としては、近くが見えた方がよいし、左右の視力差も気にならない程度なので、このままホールドすることとする。
 また、メガネ屋さんに、右目は度数はきついが矯正し易く、左目は右目よりも度数はきつくないが、乱視が邪魔して1.0がメガネでは限界と言われていた。タッチアップしても、今後の加齢乱視のことを考えると長い目で見れば、意味をなさないかもしれない。まだ、左目の遠見視力も1.0ぐらいまでは上がりそう(って欲しい)だし、実用上問題なく満足できる。

 看護師さんは、「もともとが相当の視力なので、ここまで矯正できただけでもすごいと思います。」と伝える。先生からは、「左目ようやく上がってきましたねぇ」とのコメントでタッチアップについての言及はなかった。

 ここまでくると、左右視力差も小さくなり、Lentis矯正眼に慣れてしまい、特に不満も無く現在が普通であり日常となってきた。少々雑に見えるところもあるが、ほぼ裸眼感覚で生きていますし、仕事も長時間((>_<)できてしまう。今年買ったフジ医療器 シートマッサージャー MRL-1000BKも使わなくなった。遠くの景色は美しく、自動車の運転も楽しくなった。本や新聞も読むようになり、スマホも楽に見えるようになった。サウナでマンガ、テレビも読めるようになった。・・・・休みの日も髭を剃るようになった。顔も洗うようになった。・・・・・(あくまで、強度近視乱視で裸眼ではなにもできない私の場合の話です。)

付け足し:
 大学時代の心理学の難波先生の授業がとても面白く脳に興味をもったことがあります。人はモノを眼で見ているわけですが、実際は脳による部分が大きそうです。有名な例が2つあります。

 ・先天性白内障の方が、手術で眼が見えるようになっても、すぐには見えない
  (5,6年間相当の努力をしないと日常生活ができないそうです。このことから、人はその瞬間に見えている像を見ているだけではないと言えます。その瞬間に捕らえた像を、脳の過去の記憶と照らし合わすことで丸を丸と判断しているようです。それぐらい、脳の仕事量は多いと言えます。)
 
 ・天地が逆に見えるメガネを使用しても、結果的には数週間で正立像で見えるようになる

 詳細はわかりませんが、眼で見えた像を脳で相当処理して見ていることになります。
 
  大学に入るまで、かなり神経質にモノを見るタイプだったので、今の私の強度乱視、強度近視があります。難波先生の授業をきっかけに、眼で見るのではなく脳で理解して見ていると考えるようになりました。人の眼の見え方も不思議なモノで、よく見ると中近距離では、左右眼の見え方は案外異なり、それを脳で大胆に合成していると解ります。(私だけかもしれませんが・・・)
  このことから、多焦点眼内レンズでは、網膜にはボケたり、二重だったりする像が網膜に届いているはずですが、脳の処理能力は天地逆にできるぐらいなので、なにか判別さえできれば、後は脳が処理してもらえると考えています。
 実際入れてみると、さすがに脳にも無茶振りなのか雑に見える場面もありますが、概ね当たっているようで、満足できる見え方をしています。




 
 

2016年6月26日日曜日

2016.6.26 :左目の視力あがる :あくまで当時の感想です。


2016.7.14 追記

 結果として左目の視力を確保しました。
当時は、できれば左目も右目に近づけないかと格闘していたようです。
その時の感想や やみくもにもがいた 行動の記録としてお読み下さい。

今思えば、PCならぼやけるほど離れるといった、近見焦点よりも離れた距離で見ることで脳が慣れていくような気がします。また、左右で補いながら脳学習し、結果として両眼で健眼に近く見えるようになるというのが実感です。







 6月4日左目術後1ヶ月検診時、左目の視力は0.8程度です。術後1週間後からあまり変わらず、右目の視力と少し隔たりがあります。これも、タッチアップ(PRK)で改善されると割り切ることとしました。とはいえ、その原因を知りたいところです。

 とりあえず、見えないことで力んで眼を細める癖に気付いた6月10日以降、力んで眼を細めないように心掛け約2週間経過しました。

**6月26日左目が右目並みに見えるようになりましたので、経緯を含め報告します。**

 最初に、左目がどのような状況にあるのか考えました。
左目のLentisの遠方レンズのみから得られる視力を手がかりとしました。
Lentisは、下目使いにすると近方レンズが下瞼に隠れ、遠方レンズが支配的になります。
(上目使いだと逆です。)左目で下目使いにすると、視力1.2程度見えます。
(個人的には、遠方レンズが下側の方が理に適っていると考えますが、そのお話はまたの機会に・・)

 この事実から、左目の視力が上がらない原因は、以下の3点だと考えました。(素人考えです。)

1.左目が見えないことで力んで眼を細めることに起因する直乱視の増加(変動?)
2.術後の残存乱視(直乱視)・・・もともと強度乱視なので致し方ない。
3.左目のモノビジョン未対応

1.は、PC作業時、画面に顔を近づけないようにし、眼を細めないよう心掛けました。
1週間もするとジャスト1.2程度に低下した右目視力が元に戻ったので、この直乱視は消えていると考えます。それでも左目視力は変わりませんでした。・・・

2,3は、どういうふうになったのか判りません。

2.について調べ考えました。

 私の場合、左目は矯正しきれない直乱視が残っているようです。(右目は乱視は、ほぼ無くなっているようです。) このサイトで見ると0.2程度の乱視のようです。(あくまで本人の感覚だけの判断です。・・・) 調べると、少ない乱視は、脳で補正されるとのことです。さらに、普通の人でも0.5D程度の乱視があるのこと。ということは、その程度の乱視は、脳で補正できるはずです。楽観的にガッツリ鵜呑みにすると、左目の乱視は、脳で補正され右目より少し視力が落ちる1.2ぐらいまで上がるはずです。(左目の方が5cm弱焦点距離が短いので遠方視力は左目<右目となるはず。)

3.も良く判りません。6月19日ごろから、遠方では視力が上がっているようでしたが、自分の右目での経験を思い返すと、もう少し日数掛かるのかなあと思われます。また、術後の乱視も変動したようなので脳も追いついていないように思います。・・


なんか、そのようなことが私の眼や脳で起っていたのかもしれません。ともあれ、視力が、少し上がりました。折角なので、備忘録として、以下、経過と記します。


・6/21頃 左目は、中近距離では視力1.0-程度、遠方は1.0+程度に改善しました。

視力が、既にモノビジョン対応、残存乱視対応を行ったうえでの視力であれば、乱視が残っているのですから、タッチアップ(PRK)で視力を上げるしかありません。それはそれで原因がはっきりしたのですから、腹を括るしかありません。

・6/24 室内作業で細かい部品の採寸を懇詰めて1時間行い、終了後、屋外へ出ると、モノビジョンの対応が進んだようで遠方視力が上がり、ゴーストも減少しよりきれいに見えるようになりました。上手くいくと、中近距離もモノビジョン対応が進むかもしれないと期待しましたが、その日の夜半でも見え方は改善しませんでした。その夜は、家族で久しぶりの外食へ出かけましたが、中近距離の見え方は変わらず、やはり無理だったかなあと少し残念な気持ちでした。

・6/25 朝、仕事を始めると、中近距離の見え方が少しずつ改善していくようです。6/25午後になっても、見え方は落ちず、むしろ安定してだんだんよく見るようになりました。この一日で確変したようです。夜中にEUROの試合を見ても安定してよく見えます。

・6/26 朝起きると、中近距離も1.0~1.2程度見えます!!。犬の散歩に外へ出てみると、遠方視力も右目より若干落ちる程度の1.2ー程度の視力で大変よく見えます。
 
 今考えれば、術後1週間して、溜めていた仕事を進め、CADで図面を何日も長時間書いた時、昔からの癖で力んで眼を細めてもよく見えず、さらに眼を細めた結果、直乱視が増加したようです。
 気付いて眼を細めることを止めるまで約3週間視力は0.8程度のままで、時間を浪費したと推察します。しかし、それに気付いてから2週間で視力1.2程度へ向上したようです。
 左目の方が、術前までハードコンタクトレンズを装着していたこと、術後乱視、眼を細めることもあり、乱視が変動し不安定だったこともあり、視力が上がらなかったと予想します。右目がすぐ見えたことを思えばずいぶん苦労した気がします。 私の場合、乱視が安定しないと視力も上がってきませんでした。

 明るいところでは大変よく見え、タッチアップも回避できそうで、かなりご機嫌です。
 右目もまだ中間域の見え方は向上していますので、まだ若干よくなるかもしれません。
 現在でも、Lentisでみえる画像は、ゴーストような残像がありますが、気にならなくなってきています。また、両眼で見ると左右両眼でのモノビジョン効果がでるようで、ゴーストはさらに気にならなくなります。20代検眼を10点満点とするとLentisの場合、片目で8~9点で、それを両眼で9点に上げている感じです。明るい場所での遠方視力は、コントラストが確保できるため、一方の像を容易にキャンセルできるようで、検眼とほぼ同じ見え方です。焦点約40cm以外の中近距離だとすこし雑な見え方で、アラがでる感じです。

・6.28 日中屋外では、矯正していることを忘れてしまうほどです。(近中間距離では、さすがに矯正を自覚します。)

 これからは、さらに更新が少なくなると思います。(思いたい。)個人的には、PRK、加齢乱視、多焦点眼内レンズについて調べたので備忘録的にまとめて、残しておきたいと思います。
 








2016年6月18日土曜日

2016.6.18:Zen Phone バッテリ機能せず:スマートフォン分解作業にLentis+老眼鏡+1.5Dを使用。Lentisでサウナへ。


 ついについにLentisの話題はなくなり、使用していたZen Phoneの話題となりました。
 
 バッテリが死んでしまったようです。新しいバッテリに交換できるか調べ、分解しバッテリを取り外したりし、細かい作業を行いました。この作業はきつめですが手持ちの+1.5D老眼鏡を使用しました。(見えないことはないんですが、そのほうが作業しやすかったです。)
 
 新しいスマートフォン購入のため、さんざんモニターをにらみ悩み、無難に再度Asusを選択し、新しいZen Fone Go を購入しました。それからPCで仕事を続けると15:00になっていました。
 
 本来ならZen Phone Goでブログ書くべきところですが、眼を酷使した影響か視力は落ちているようです。モニターを数時間凝視し続けると角膜が変形するのでしょうか? 土曜日だし、仕事を切り上げることとしました。銭湯でサウナ三昧。サウナはいつもに増して熱いようです。温度計が暗くて見えなかったです。温度計の針は100℃ぐらいを示しているように見えます。近づいて確認すると確かに100℃ありました。Lentisの私だけかと思いましたが、40歳ぐらいの方も見えないようで、近づいて確認していました。実用上問題ないかと思います。
 (妻から指摘がありました。40歳ぐらいの方が強度近視だったら、おなじ行動になるはずとのことです。その点含み置きください。・・・)
 
 銭湯では、テレビも遠くから見え、サウナで漫画読め、快適です。今のところ、大変快適です。
・約10m以上の遠見は、以前のハードコンタクトレンズ矯正と変わりありません。
・約10m未満の近見は、私の例えですと、すこし雑なハードコンタクトレンズ という感じです。

 私の場合に例えると、35~40歳時のコンタクトレンズ矯正:遠見視力両眼で1.2程度、新聞や読書も可能 に戻った感じです。


 *右目と比較すると、左目は、視力1.2程度ありますが、視点により視力が変わります。これが、眼鏡屋さんに指摘された不正乱視と思われます。


**2016.7.2 追記
 実のところ私は、PDA好き人間でした。今まで、CASSIOPEIA A-50,A-51V,A-60,NTT DoCoMo sigmarion Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Advanced/W-ZERO3 [es],HYBRID W-ZERO3・・・と使ってきました。そのあと、Zenfone5,ついてzenfone GOとなりました。2年の進化はすばらしく2万円でここまで使えるとは隔世の感があります。

***2016.8.1追記
  バッテリ交換してもZenfoneは、立ち上がりませんでした。バッテリ認識し、充電開始しますが、Androidが立ち上がりません。お亡くなりになったようです。結局、ZenFone Goにしました。・・・その時は、ZenFoneのatomのお陰で、ポケモンGoが出来ないことになろうとは、夢にも思っておりませんでした。・・・
 
 

 

2016年6月14日火曜日

2016.614: 術後約1ヶ月の左目 ・・・参考,感想の類い

2016.7.14 追記

結果として2ヶ月して左目の視力も右目並になりつつあります。

当時は、左目が見えなくて悔しかったようで、今思えば屁理屈をこね回していたようです。
以下は、そのような心境だったとしての参考、感想としてお考え下さい。

 


6/4の検査がイマイチで、本音では残念で、落ち込みつつも気を取り直したいところだ。
 
 6/4の検査では、左右とも視力落ち気味だった。多焦点眼内レンズで、視力が変わる理由が思い当たらない。近視は変わらないと思われ、乱視が矯正できていないようだ。よく見えるのだが、左目と右目の遠方視力差が気にならないというのもうそになる。 

 ・乱視は、眼内レンズ角度1°で3.3%ずれるらしい。私の場合、Lentisカードには、なんと乱視5~6の数字が記載されている。6とすると5°で1Dのずれ。そんなにずれたのかなあと思うが、さすがに角度はそれほどずれていないと思う。
  調べると、2010年にだいたいまでには入るらしいとの記述があった。2010年から乱視矯正も一般的になり矯正し易くなっていると思うが、さすがに私の強度乱視は矯正無理だったのだろうか?
 
 ・不正乱視があるからか?以前眼鏡屋さんで左目の方が度は進んでいないが不正乱視があると言われた記憶がある。不正乱視と角度ずれでこの結果なのだろうか?

 タッチアップ(PRK)すればよく見えるそうだし、一喜一憂せず、無理のない生活と眼の見方?をして開き直ることとする。  
 この1週間ほどは、さほど忙しくないので、仕事は20時までに切り上げ、近所のコンビニまで往復20分ほど散歩することとした。部屋の中だと左右の視力差が気になり、眼を細めて無理に見ようとしたりする。外出し裸眼で遠見がよく見えるほうが、気分転換でき精神的にも楽になる気がする。休日も仕事をしなくてもよい余裕ができたこともあり、外出し外の景色を見るように心がけた。
 
 そうこうしていると、なぜか6/11ぐらいから視力がよくなっているようだ。6/15には、右目と同じぐらいになったようだ。実際に簡易的に視力検査すると、左眼1.0+~1.2ぐらいみえる。左目は見えるポイントがあるようで、ハマれば1.2ぐらいみえる。結果、両目では、1.2+ぐらい。近見は変わらない。なぜだか、良く分からないが、タッチアップ(PRK)いらないぐらい見えるようになっている。・・
  
 6/10から眼を細めないように意識していることが、関係あるのだろうか?それとも、単純に外の景色をよく見たからだろうか?不思議である。明日には、視力落ちているかもしれないし、妻からも、今更視力で一喜一憂しても仕方ないと言われる始末なので、あと次の検診の7月2日まで待つこととする。



2016.6.16
 左目が安定して1.0程度見えているようだ。右目も1.2~1.5ぐらいありそうで、両目での見え方が良くなっているようだ。結構大きな変化のように思う。
 確証はないのだが、多焦点眼内レンズの場合、視力が上がるということは、全距離で視力が上がっていると思う。中間距離の見え方もよくなったようだ。その結果、両目での見え方が、良くなっている感じ。20,30代の見え方と比べれば、少し雑な見え方に例えられるぐらいだと思う。
 自分は適応は早いと思っていたが、術後1ヶ月は超えている。さらによく見えるに越したことはないが、この後も見え方は変わっていくのだろうか?

2016.6.21
 左目は、1.0ぐらいだと思われる。6/15,16は、視力を盛ってしまったようだ。・・・・ 希に1.2見えるかもぐらい(普通これを1.2見えないというはずだ。)    
 数週間前は、近見で小さい数字が読み取りにくいことが時々あったが、少なくなった気がする。なれているのであろうか?
 眼を細めいないように意識は持ち続けているので、視力安定はその効果なのだろうか?
 
 たかだか2ヶ月前まで複数のメガネ持ちで、日常生活は、近見,PC用メガネでなんとか両眼視力0.7で暮らしていた私が、左目1.0で不満を覚えるというのも、変な話である。10年ぐらい前まではハードコンタクトレンズで両眼1.2~1.5に合わせるのが好みだったことを思い出した。(20年前の白内障手術と比べれば、視力改善の基準自体が変わっていることになるだとう。)


***タッチアップ(PRK)で左目も1.2ぐらいに合わせたい気持ちも少し有り、PRKについて下調べしたのでこれについても、後日書いておきたいと思う。





 
 

2016年6月5日日曜日

2016.6.4 :左目3週間後検診

 左目3週間後検診に向かう。

よく見えると思っていた左目は、視力としてはよくなっていなかった。

左目 近方 1.0 遠方 0.8
右目 近方 0.9 遠方 1.0~1.25 

左目の乱視が残っているようだ。相当の乱視だから、仕方ないような気がする。乱視があるので左目は遠くの視力は少なめだが、近方の見え方は、右目よりいい感じである。(右目との差はあまりなくなった気がする。)

先生からは、日常生活に支障はない視力は出ている。あなたの場合、乱視があるのでねぇ・・
3ヵ月後の結果を見てタッチアップするかどうか決めましょうとのことだった。

 少し残念で、ここまでくると、裸眼での視力を追求した気持ちも芽生えるが、(ヤケに近い感情かも・・)
 今日でも、CAD作業を3,4時間みっちりできたし、さして不自由はない。
 3ヶ月後まで過ごしてから考えたいと思う。
 
  タッチアップとはPRKのことらしい。多焦点眼内レンズばかり考えてきたので、角膜の屈折矯正は、全く頭になく面食らってしまった。
 
 一通り考えてみた。
 今の視力が何年確保されるかも不明であるし、現状が我慢できなければ、私の場合、眼鏡矯正でも構わない。いろいろな矯正手段を残した上で、残りの人生20年?ぐらいは視力確保しないといけない。となると、角膜の屈折矯正は、最後の手段として残しておいたほうがよいと思う。

 左目が少し残念な結果となったが、Lentisで乱視矯正して生活できている。このままの視力が長く続けばいいなあと思う。(負け惜しみ含み・・・・)

2016年5月27日金曜日

2016.5.27 : 左目見え方の変化

 術後約16日目の左目は、見える像にまとまりはあるものの、細かいところが見えず視力は思ったほど上がっていなかった。遠くを見ると、遠方、近方それぞれの像が見えゴーストのようだったのだが、今日午後2時頃の数分を境に見え方が変わった。ゴーストがほぼ消えた。中間距離ではゴーストが見えるときがあるものの、これもパズルがはまっていくようにゴーストが消えていくと思う。
 左目は、1.0~1.2ぐらいきれいに見えている。
  見る対象によりゴーストが見えるが、これも脳の学習でパズルのピースがはまるように見えなくなっていくと思われる。

  数日前、これぐらい見えればなあ というレベルにほぼ達したのでうれしい。水面に浮かんだ泡が一つ一つ消えていくような感覚、ジグソーパズルのピースが一つ一つはまり景色が見えてくるようにも見える。

 *不思議なことに、右目の手術後、右目の方が白は白く見えた。2週間後左目の手術後は、両目とも同じような白の見え方になると考えていた。実際、左目を手術してみると、左目の方が白く見えた。このことから、色の認識・補正も脳の寄与が少なくないことを実感した。このような経験をすると、細かい色目の拘りは、あんまり意味ないように思えるようになった。


2017.4.1  追記 :月の見え方



 

2016年5月23日月曜日

2016.05.21 :左目術後10日の感想と日記

左目術後10日経過した。
左目の遠方視力が右目より劣ることが残念に思うほど、よく見えている。
左目は、0.8~1.0ぐらいなので1.0~1.2ぐらいになるとうれしいなあ。
(近い方は左目の方が見え方がよい。)
といっても、もともと0.8~1.0の予定であったので、はなはだずうずうしい話である。

(今読み返すと遠方0.8あれば十分とこのブログに私が書いているではないか・・・。欲張りは私である。 とにもかくにも右目が良すぎるので、左目もと欲張っている考えているようだ。(神様の罰があたるかもしれない。) 今のところ、左目の方が近くはきれい見え、うまい具合のモノビジョンになっている。なにも悩む必要もないのだが・・・。右目が見えすぎるので・・・ついつい・・・・もう言いません。)

といっても、明るい屋外の見え方は、本当にきれいに見える。(ハードコンタクトレンズと変わらない。)
術後しばらくは、ゴーストのような影が見えたが、右目では5m超えると見えなくなった。(左目はまだ見えます。)
眼鏡、コンタクトレンズでは、片目MAX1.2が矯正の限界だったので、まだ慣れず違和感を感じるほどよく見える。
5m以内でも両目でみると綺麗に見える。ゴーストのような見え方は、両目でさらに補正させているように見える。(現時点で、ハードコンタクトレンズと同じかほんの少し落ちる程度。)

近方は、少しにじんだような浮いたような見え方はあるが、これも両目で見ると補正されるようで綺麗に見える。(ハードコンタクトレンズより少し落ちる程度。)

それでも新聞ぐらいは楽に読めるので大変助かる。ハードコンタクトレンズの見え方に歪まない精度の良い+3Dの老眼鏡が付け加えた見え方だと思う。
今日まで、老眼鏡を使ったのは、術後すぐの細かいCAD作業ぐらいで、そののちは、CAD含め老眼鏡は使用せず過ごせている。

(+1.5Dの老眼鏡を掛ければ、薄暗い部屋でもプリント基板の刻印からむちゃくちゃ小さい印刷物(AMDのCPU取扱説明書)まできれいに見えることは確認したので、実用上必要十分だと思う。)


これで、両眼とも、手術で強度乱視、強度近視、老眼、白内障を克服できたことになる。(と思えば、コストパフォーマンスは悪くないかも・・・)
最初は高揚していたが、概ね、大きな山は超えたようなので、今後は淡々と報告させて頂く。
あとは、普通の人と同じように加齢による視力変化(乱視?)に対応していくだけだろう。
(医学関係の発表では、白内障手術後の加齢乱視などの視力変化は、白内障手術をしない人と変わらず起るそうだ。)


加入していた生命保険から、白内障手術で手術給付金が支払われることを確認した。
正直、生命保険の手術給付金はすっかり忘れていた。案外うれしい。


視力がよくなったので、現金なもので遠出したくなる。
天気も良いので、伊勢市おかげ横丁へ行く。
明るいコントラストの良い景色で、左目遠方と右目近方視力の強化に勤しむ。
おかげ横丁といえば神恩太鼓。メンバーの入替があったようで、いろいろ不安定な状況のようである。そこは、私のような素人には判らないほど、普通に演奏している姿が不憫なほどである。
偉そうなことは言えないのだが、あまり深く考えず演奏に勤しんむのもよいような気がする。
(単なる妥協を強要するものではありません。)

帰路、伊勢市の銭湯、コトブキyouyouに伺うが、閉まっている。
目の前の理容師さんが歩道に居られたので伺うと4月で閉店したそうだ。
残念だが、年に数度の利用の私がどうこう言える立場ではない。
銭湯側も事情合ってのことだろうが、寂しいことには変わりない。

2016年5月19日木曜日

2016.5.19 :左目1週間後検診

左目術後1週間検診結果
右目:近方1.0 遠方1.6 
左目:近方1.0 遠方0.8 
(右目近方は1.0-ぐらい。他の左右は確実に見える感じ)

先生からは、大分落ち着いてきましたね とのこと。
次は3週間後検診、5週間後検診になるそうだ。

個人的感覚では、右目は、遠方、近方とも視力(見え方)が向上していることが判る。
左目は遠方、近方とももう少しよくなるといいなあ。

正直な話、期待していたより遠方視力がよく生活が一変した。ピント調整機能自体がないので、中間視力は若干落ちるものの慣れてきて、実質裸眼に近い見え方だと思う。欲深く今後に期待したい。

2016年5月15日日曜日

2016.5.14  :左目術後3日後検診と個人的感想


術後3日目検診へ伺う。
左目は近方0.9遠方1.0、右目近方0.9遠方1.6弱となる。左目のコンタクトレンズ矯正が由来と思われる乱視が戻っているため、左目遠方視力が上がっているようだ。
右目の中間視力もまだ向上中である。
テレビのアトレティコ ロヒブランコもゴースト見えなくなってきた。(探さないと見つからない感じ)

現状でも、新聞~PC~自動車運転までハードコンタクトレンズと同じとは言わないが、近いレベルで見える。プリント基板の刻印など特に小さい文字は+1~1.5の老眼鏡で非常によく見える。CADの細かい図面もよく見える。とっても、夜の運転は可能だが、まだまだ様子をみて注意しないと・・・。

最近は、多焦点眼内レンズの寿命やこの視力の継続期間の方が心配になってきている。つくづく自分は現金な人間だと実感させられる。まあ、補助的に眼鏡を使用することは構わないので、神様に委ねるにことにしよう。




<個人的感想>

 思い返せば、昨年12月コンタクトレンズを作りに行った地元の眼科で白内障が始まっていると言われ、テンション下がり、もう仕事も控えていかないといけないなあと黄昏ていました。

 自分なりに白内障手術について調べると、自分のような強度近視で老眼の場合は、視力を再設定できる数少ないチャンスであることも知りました。

 折角の機会だからと前向きに考えると、多焦点眼内レンズも視野に選択肢も考えるようになりました。本当に多焦点眼内レンズのメリットがあるのか不安でしたが、自分なりに考え決断してきたこの約半年間でした。(「機械のからだ」を手に入れる銀河鉄道999の哲郎とダブらせていました。・・・40後半ぐらいからしか解らない妄想だが・・・) 私の「機械のからだ」となる多焦点眼内レンズはどんな見え方を想像し期待し不安視した半年間は、年寄りには結構な冒険でした。
 
  白内障から始まったお話なのですが、私の場合、白内障による視力低下が始まる直前での手術なので、視力矯正のみ恩恵を受けたことになります。 貧乏性で浅ましい私は少し勿体ないというか、損した気さえします。(病院の先生や看護師さんの「早いけど・・」にもその意味も含まれていると思いたい・・) この意味も含めると「冒険」という言葉の真実味が増す気もします。

  私の場合、強度近視約12D、強度乱視約5D弱、進行中の老眼で、矯正可能な焦点範囲が年ごとに狭まり、年ごとに追い詰められている状況でした。そのため、メガネ 3個、コンタクトレンズ 3個を使い分けていました。その上で、白内障なんて・・・・正直勘弁だと思っていました。

 今回、手術で強度近視約+12Dを矯正し、両眼約5D弱の強度乱視も矯正し、全くゆがみ無く綺麗に見えるようになりました。これって、矯正できることだけでも結構凄い気がします。(Lentis M Plus X toricもすごいが、角膜のダメージを最小にし乱視を抑えつつ、レンズの中心と角度を合わせて頂いた先生も凄いのか?凄いような気がする?) 少なくとも、メガネ、ハードコンタクトレンズの矯正は、ゆうに超えています。 (夜星ぼやけるし、夜自動車運転もしづらいですが・・・,2016.6.1加筆、星案外見えてきました。夜の運転も力技乱視矯正のハードコンタクトレンズより見易くなりました。)
 ・・・少し興奮しました。まあ冷静に考えれば、わざわざ手術したんだから、当たり前ですね。・・しかも自由診療だし・・・(>_<)

 現時点で乱視が実感できるのは、視力検査時、判読限界のランドルト環の向きに得手不得手な方向があることぐらいです。

 矯正できる上にLentlis M Plus X toric は3Dの老眼鏡が連続してつながっていることになります。満足していますが、人間現金なもので、3ヶ月の脳学習期間中もっと慣れてもっと見えればいいなあと期待しています。
 
  多焦点眼内レンズの選択からスタートしたいるブログですが、実のところ、単焦点眼内レンズに決まりかけていました。
  私のように眼が悪いと、単焦点眼内レンズでも、メガネ、コンタクトレンズ各1個持ちで生活できるようになったはずです。その結果、現状比「すばらしい」という感想になったことは間違いありません。その上、今回のような冒険の必要も無く、かつ対費用効果は高かったことは、認識理解しています。(今思えば、眼科の先生に「今より必ずよく見えます。」というアドバイスが最後の一押しだったと思います。いろいろ情報整理し考え、うんちく話して、結局人の言葉で決めるのかよ、オレ・・という感じです。)

 単焦点眼内レンズ、多焦点眼内レンズのいづれにしても、私のように裸眼で生活できない強度近視、強度乱視、老眼(正確には視力矯正時の老眼?)にお悩みの方には、次のようにお考え頂きたいと思います。

・白内障は大部分の人がなるものだし、ラッキーといいませんが、裸眼での自分の視力を再設定できるチャンスとも言えます。現状の視力矯正生活よりも手術後の視力矯正生活は楽になるので、必要以上に落ち込む必要はないかもしれません。

 それでは、左目術後1週間検診までさようなら。 


2016年5月13日金曜日

2016.5.12 :左目術後翌日検診

 左目の翌日検診に伺う。
 これで両眼ともLentis M Plus toricとなった。左目は、右目より視力は上がらないが、ランドルト環は、まともな形をしている。右目の時は2,3個が独立してはっきり見えたが、左目は1個がぼやけて見える。視力検査としては左目は、遠方0.6,近方0.9だったと思う。私の素人判断だと、左目は手術前日までハードコンタクトレンズ着用だったので、矯正乱視が残っていると思う。先生の診断では、「今のところイマイチの結果です。様子を見ましょう」とのことだった。
 先生にそう言われると、かなりテンションが下がる。妻には、昨日今日のことだから焦らないようにと言われる。レーシックで角膜を調整することになるのだろうか?
 不安に思いながら、右目も乱視は1週間かけて戻っていった事実もあり、左目は術前2日、右目は術前日までハードコンタクトレンズ装着していたことを考慮すれば、視力は上がるはずである。

 **5/13朝では、左目の見え方は確実に上がっている。安心して良さそうだ。左目の方が少し近方の焦点のみたい。

 近くがどれほど見えるか試しに+1.5程度の老眼鏡を掛けてみる。PCのマザーボードの刻印がはっきりすべて読める。CPUのAMDの説明書は、バカにしているのかと思うほど大変細かい文字であるが、はっきり読める。+1,+1.5程度の老眼鏡でこれだけ見えれば助かる。
 これで、必要に応じて老眼鏡を使えばよいし、眼鏡なしでほぼ生活できる目処がたった。(眼鏡、コンタクトレンズはいつ捨てようか?)
 明日の3日後検診に期待しよう。


2016.5.11:左目手術

 右目術後2週間経過し左目手術となった。左目もLentis M Plus X toricを入れて頂く。
1も2回も数はしているが、2回目は随分慣れたようで緊張も少なく、逆に忘れ物をしないか心配なほどである。
 右目の視力は変わらずで遠方1.2,近方0.9が確実に読める。右目の見え方の質は、まだ向上しており、私の体で唯一成長している部分である。視力検査が楽しいのも、私の人生の中で最初で最後かもしれない。具体的には、中距離の見え方がよくなっているようで、自動車のメータ類の見え方がよくなっている。些細なことだが、右目の慣れが進んだ影響か、左右に距離感が微妙に取りづらい気もする。(←単なる感覚的な感想)

 最近は、多焦点眼内レンズの寿命やこの視力の継続期間の方が心配になってきている。つくづく自分は現金な人間だと実感させられる。まあ、補助的に眼鏡を使用することは構わないので、神様に委ねるにことにしよう。

 手術自体は、前回よりは落ち着いて対応できたと思う、麻酔が切れてくると若干鈍痛があるもののよく眠ることができた。右目の時は、CL準決勝のバイエルン戦前ということもあり、熟睡とはいかなかった。


2016年5月7日土曜日

2016.5.7 :術後1週間検診

視力検査して頂くと、
 ・近方 1.0 ,遠方1.25であった。
(近方は、脳の適応時間なのか、まばたき2回ほど時間を空けるとすんなり見えた。遠方は、余裕で1.25見える感じ。)


乱視も消えつつあるようだ。
今日の場合、起きて3時間ほどで見え方が1ランク上がった感じがする。左目ハードコンタクトレンズ1.0,40cm1.0と比較すると、
遠方: ハードコンタクトレンズ=Lentis
中間: ハードコンタクトレンズ>Lentis
近方; ハードコンタクトレンズ=Lentis
という印象。
脳も日々学習しているようだ。アトレィコのロヒブランコの見え方も改善されつつあるが、さすがに中間距離はLentisが少し劣る。(中間距離の視力が落ちるが遠近感は自然に見えている。)

左目もLentis M Plus toricを挿入予定である。あと10日後、3ヶ月後が楽しみである。

**現状、CADの込み入ったラインは、見辛い点もあるが、少し拡大したりすれば見えている。また、+2の老眼鏡だと、ハードコンタクトレンズと同じように見える。術後10日ということを考えれば、十分だと思う。

***主治医先生からは、まだ左目も手術していないので焦る必要はないと説明があった。 

2016.4.30:術後3日後 検査

術後3日後で眼の検診して頂いた。
Lentisの右目と同じ程度の遠方視力のコンタクトレンズを入れてみることとする。
時間があれば、左右の見え方を比較してしまう。
左0.9右1.0程度の視力のはず。明るくコントラストが出やすい条件での遠方風景は、くっきり見えて白内障のないハードコンタクト矯正と変わらず大変快適である。

病院では、視力検査、検診を行って頂いた。
視力は、術後翌日から少し落ちて近方、遠方とも0.9程度だった。
視力としては低下したが、術後翌日のようにランドルフ環が2つ見えず、1つのみ見えるがぼけて見えている。見え方は、確実によくなっている。

診察では、先生から以下のような旨の説明があった、
・まだ片目だけだから、見え方もまだ途中段階とのこと。
・術前までコンタクトレンズを使用していから、まだ乱視が残っている。
・まだ片目のみの手術後3日で焦る必要はない とのことだった。

 遠方視力は快適なので長時間自動車を運転してみる。慎重に運転するが、遠近感など違和感ない。
ハロー、グレアも左目のハードコンタクトレンズよりも総じて少ない。
といっても、瞳孔が開きった暗がりで自動車を運転すると、ハロー,グレアが多く、大変運転しづらい。理由を考えてみると、瞳孔開いた状態でヘッドライトのようなコントラストの強い光を見ると、レンティスの遠近それぞれの光が見えるからという仮説に辿り着く。ならば、眼が慣れることを期待するしかない。(そうなるとこれからは、星もきれいに見えないことになる。・・・(-_-))
 
 実際装着してみるとLentisは、以下のような設計思想なのかと思う。(ずぶの素人なのでいろいろ違っていると思うので鵜呑みにしないで頂きたい。)

 ・明るい遠方:中心の遠方レンズの像
 ・明るい近方;瞳孔閉じても近用レンズは瞳孔に隠れないサイズを確保する。明るい場所ではコントラストが確保されるので、モノビジョン可能となり近方視力確保見える。
 ・暗い遠方 :瞳孔開くので、遠方、近用の像が見えるはず。通常暗がりで遠方視力必要性は低いので実用上問題が少ない。自動車のヘッドライトのようなコントラスト強い光だとハロー、グレアーが起きる。)
 ・暗い近方 :瞳孔開く程、近用レンズの運用が相対的に多くなり視力を確保する。

 そうすると、加齢して瞳孔が小さくなると、Lentis見えないのではと不安であったが、瞳孔が小さくなっても、基本遠用レンズで見ることになるから、近方は老眼鏡で見えそう。(違っていたらご指摘下さい。)
 Lentisというレンズは、人間の生活スタイルに合わせて、明るいところでは遠方、室内では近方に重みを持たせたレンズ配置と思われ、合理的に思える。
 
**私は工学部材料系専攻の人間なので、光は全く素人です。間違っている部分あるはずなので、くれぐれもご注意頂きたい。

2016年4月29日金曜日

2016.4.28 : 右目白内障手術 右目 手術翌日~2日目の感想 :レンティス(Lentis M Plus X toric)

右目にLentis M plus X toicを挿入。

悩んでここまでやってきた私。文章がくどく、長いため、簡単に私の目や状況の説明をさせて頂く。

・左右裸眼視力 0.02~3ぐらい
・左右0.8矯正時:S-11程度,C-4.5程度(手元用メガネ), (コンタクトレンズ1.2矯正だとS-14ぐらい)
・術前の右目は、強度近視、強度乱視、老眼、視力矯正は可能だが、初期の白内障。
・左目は白内障なし、強度近視、強度乱視、老眼、視力矯正は可能。

下記の予想と判断で両眼Lentisを入れることとした。

今後の私の視力予想
・裸眼でも単焦点に近くなってきている。
 (老眼は進むため、視力確保可能な距離範囲はさらに狭くなっていく。)
・右目の白内障も進みつつある。5年以内に手術必要?かも。

Lentisの見え方予測と今の矯正眼の見え方の比較

・近方コントラスト  ハードコンタクト矯正>Lentis
・遠方視力      ハードコンタクト矯正<Lentis
・近方、遠方視力  ハードコンタクト矯正<Lentis

術後の希望的予想:年齢的には、少し時期尚早であるが、Lentisの方が生活が楽になるだろう。

補足:
私は、CAD作業が多く、仕事時間も月400時間程度ある。手元の見え方(コントラスト)がLentisでも老眼鏡は使えるそうなので、CAD作業時老眼鏡を使えばなんとかなるだろう。あと5年がんばってこのペースで働き、55歳を過ぎれば年相応の働き方に変わると思う。仕事を辞めた後の人生を考えるとLentisがよいだろう。(他に私の生活に合った多焦点レンズもあるだろうが、私の強度乱視を矯正するには、Lentis,Fine visionしか選択肢がない。)

病院にて眼帯を外して頂き、早速視力検査して頂く。

結果、遠方1.25,近方1.0だった。
とはいえ、ランドルト環が2つ見えるので見づらく時間掛かる。頭の中では、術後1日なので当たり前だと思うのだが、心が鍛錬されていないのでもどかしい感情を押さえ込めない。看護師さんに2重に見えるので、ランドルト環判別に時間が掛かってしまいますと申し上げると、術後翌日ですから気にしないように と言われた。(至極当然だと思う。)
 遠方1.25,近方1.0は、事実なので、右目の測定、レンズの選定、手術は、問題なく、素晴らしい結果である。 自分の脳の対応を待つしかないと考えることとする。

眼底検査、角膜形状など一通り検査 終わり、瞳孔を開いてもらい診察を待つ。左目には手元用、矯正値0.6~0.8程度のハードコンタクトレンズを装着しており、待ち時間の間左右比較する。
よくブログで散見されるが、Lentisの目は白が白く見える。言い換えれば、裸眼の左目は、黄色がかっている。加齢により水晶体が黄ばんでいることを実感する。

診察では、まだ視力上がりますよ とのこと。
また、強度乱視を矯正しているので、人工の水晶体だとぎらつく時があるかもしれませんとのこと。
Lentis M Plus X toricのレンズカードを頂く。


・夜間視力は、問題ない。市街地の夜間自動車運転時のハロー、グレアもハードコンタクトレンズの左目よりも少なく快適である。
・術後4日目加筆:街灯がないような真っ暗の一本道だと対向車のライトのハロウ、グレアは運転の支障になる。夜はほとんど運転しないので、支障はないが慣れて低減すればうれしい。(術後4日目がピークだったようです。この後では、ハロー、グレアは見えるが支障なく運転可能。ハードコンタクトレンズで力技で乱視矯正していた時よりも見易いぐらい。)

・長年の近視のためが、PC画面との距離30cmが私の癖である。Lentsのデータシート通りで40~50cmが近方視力のピークで30cmだと視力落ちてしまう。
 姿勢を直さないと行けない。PC画面は文字がにじんで見えるが、術後2、3日でこれを気にしても仕方ないと思う。左右ともLentsを入れたあと脳の鍛錬をした3ヶ月後に期待する。


 術後私自身が高揚し、ついアラ探しをする傾向にあるが、術後翌日で無限大~3Dまで視力1.0確保できており、すごいともいえる。 特に5m以上では、ハードコンタクトレンズ矯正と同じように見える。それでいて、手元40cm 1.0見える。正直、60歳以上の高齢者だったら、Lentis大絶賛だと思う。といっても、現時点では、40歳の健常眼と比べれば、手元~5mの見え方は劣り、そこそこ見えるという感じなのでLentisで満足せざるを得かなあという印象になると思う。
 (教えてgooで私と同じ境遇の人がいたら、私は、大成功です。今後に期待してくださいと回答しただろう。・・・概ね事前の予想通りと言えると思う。今後の近方の見え方向上と慣れ?に期待します。)


 
* 術後3,4日後で、毎日、ハードコンタクトレンズ矯正の見え方と比較をして、アラを探すぐらいLentisは見えているわけで、左目の手術後が期待したい。
 
**昨日に比べ今日、今日でも午前よりも午後と見え方が向上している。左右のコントラスト差も小さくなっているようだ。前向き思考で、姿勢改善、脳学習に勤しみたい。

***家で鏡を見ると右目の充血はほとんどない。例えると、手術したことは気付かれないと思う。(子供に右目を見せても、さしたる反応はなかった。)実施術時間は、5分弱だったし、執刀された先生は「上手」ということなのでしょう。一応同じ出身大学なので誇らしい気がする。

****2chではレンティスは半分の光だから暗いとの一部意見があるが、少なくとも日常生活では当てはまらない。(左目は白内障はまだない。)半分の光の像を見ていることには間違いなく、なぜ同じ明るさでみえるのだろうか? 瞳孔の補正が効いているのか、遠近両方の光で明るさは確保され、コントラストが確保された像は、脳でモノビジョン処理されているのか?
 素人考えだと、聴覚は有名だが、人間の五感はすべて感じ方が対数となるそうだ。色の明るさも対数とのこと。色表示の基準指標:マンセル値の明るさも対数表記とのこと。対数だから、仮に1/2としても、飽和した白に近い明るい場所では1/2以上の値となる。逆に暗がりでは、比例に近い変化となり1/2程度になる。従って、半分だから明るさ半分という単純な話ではない。
 実際にLentisを眼に入れてみると、Lentisが暗いという印象は無く、少なくとも読書灯程度の明るさであれば、健眼を同じように見える。さらに、文字が見えるかどうか暗いの真っ暗で試すとLentisの方が見づらかった。このような状況は、この歳だと現実的でもなく、それ以上試さなかった。

2016年4月27日水曜日

2016.4.27 : 白内障手術 右目

本日が右目の手術でした。
手術は、噂に聞いたとおり終わりました。
想定通りなのですが、さすがに目の中にメスが入っているときは、手に力が入りました。
血圧もさぞかし上がったことでしょう。

レンズが入ったとき、ライトの輪郭がよく見えたようです。次の瞬間には、次の作業が入り、ライトの輪郭を目にすることは出来ませんでした。

翌日が少し楽しみです。

2016年3月20日日曜日

2016.3.20:Lentis M Plus Xがどんな見え方か?素人なりの検討

 カウンセリングまで、lentis M Plus Xについて調べてみる。


*補足、lentis M Plus,lentis M Plus Xの違い
 Lentisには、上記2種類で、基本構造は同じです。遠方レンズと近方レンズの割合が異なるだけだそうです。Xは、遠方レンズが1/4の面積、近方レンズ面積大きくなっているそうです。私なりに調べると、Xは、遠方視力が術後すぐでない。近方、中間視力が出易い とのことです。術後数ヶ月たてば、Xも遠方視力がでて、lentis M Plusと変わらない らしいです。(素人なので間違っているかも。)  
 私の場合、先生から、通常lentis M Plus とlentis M Plus Xを左右で大丈夫とのことでした。カウンセリングでPC作業多くCAD業務多いと申し上げたところ、両眼lentis M Plus Xになりました。
  (私の場合、強度乱視なので、両眼ともlentis M Plus X toricになります。2016.6.1)

 よく見える方が多いようだが、1%程度の人は2重に見えてしまうそうだ。
網膜には2重の像が届いているはずなので、脳で切り分けられない人がいると推察する。
2重に見える人は、若く視力が良い人の場合、術後の2重像がクリアに見えてしまい、そればかり追いかけてしまうのでないかと推察する。

 私の場合、乱視もきついし、矯正しても視力はさほどないし、コンタクトレンズも併用しているため1%の2重に見える人にはならないだろうと希望的に考えることにする。近くも老眼でさほど見えていないため、今より悪く見えることはなさそうである。
 病院のブログなども確認してみると、レンズが目の所定の位置に装着されないと視力があがらないらしい。また、角膜の近視乱視や眼の長さ(角膜までの距離)をきちんとはかり、多焦点レンズの度数を決めるらしいのだが、少し難しいらしい。というか、それさえ出来ない年配の町医者もいるよいないような・・・。そうすると術数が多いに眼科の方が、安心な気がする。

 メールで返答を頂いた眼科は、上記に当てはまるのでそこで手術をお願いすることとした。

 手術前の眼の測定のため眼科へ伺う。この日のためにハードコンタクトレンズ装着を3週間のところ4週間控えた。(私の場合、メガネでもコンタクトレンズでも不便だが、メガネだけというのは、案外しんどかった。) 測定は、瞳孔を開いて眼底検査、眼長測定などを念入りに行い、先生の問診を受け終了。

・先生からは、術後すぐは見えないかもしれないが、1週間程度で見えてきますとの説明があった。
(Lentisの公式データでは、統計的には視力は、3か月程度の時間をかけて上がっていくようだ。ただ、データの年齢は私よりも10歳以上高齢と考えられるため、1か月程度で視力は安定するのかなあと思う(思いたい)。)

あとは、手術を待つ身となる。
個人的希望では3D(約33cm)で近方視力0.8〜1.0,中間視力0.8,遠方視力0.8程度見えればうれしいなあ。

手術を受けるとなると、期待と期待通りでないかった場合の不安が残る。
今一度、今回のLentis M Plus Xについて情報を整理した。

・視力は、3Dで0.8程度、中間域で0.7〜0.8、遠方で0.8〜1.0
 (メーカ公式資料だともう少しいいデータ、日本でも学会発表だとこの程度らしい)

不安因子を挙げると・・・
・レンズが想定位置にセッティングできない場合、視力がでない。
 私の場合、乱視がきついのでシビアなセッティングとなる。
・私の脳がモノビジョンに対応できず2重に見える。
 今までもメガネ、コンタクトレンズと使い分けてきたので、
  対応できそうに思う。現用のメガネ、コンタクトレンズでも遠くは見えず
  0.7程度で近方重視だった。
  
・近方視力がどの程度か?
 私の場合、30cmで0.8程度の近方視力が希望である。
 Lentis M Plus Xでも微妙なところである。
 またどの程度クリアに見えるか不安である。
 近方視力が、自分の求める程度か否か不安である。
 正直こればかりは実際にやってみないとわからない。

・ハロー、グレアがどの程度か?
 今のコンタクトレンズでもハードコンタクトレンズで、乱視を強力に校正している。
 私の場合、2年ぐらいでコンタクトレンズが曲がってしまう。
 そのような乱視なので、夜間はグレアは既に見えていると思う。
 きっと気にならないと 思う。また、夜に運転する機会も少ないため大丈夫だと思う。
・70歳を超えても視力は変わらないのか?
 加齢とともに、コントラストが低下し見えにくくなるのではないかと思う。
 Lentisは、近方遠方2つの像を網膜に映し出している。加齢と共に網膜と脳は2つの像の判別しづらくなり、結果コントラストが落ちるように思える。
 伺ってみると、80歳前のLentis M Plus 使用者でも視力は出ているそうなので、心配しなくてよいと思うということだった。
 加齢で瞳孔縮小が気になるが、その点も考慮され、近方レンズが隠れることがないような設計らしい。最悪、近方レンズが隠れても、遠方レンズのみ使えるはずで老眼鏡を使えばよいはずである。(それはそれで年相応なのでそうなっても仕方ないと思う。)
 
総合的に判断すると、コントラストは、手術しない眼の方がよく見えるはずである。
とはいえ、白内障の進行もあるので5年程度で、さらに見えにくくなるだろう。
上記を相殺すると考えれば、今手術してもよいように思う。

勝手に自分なりに術後の見え方を予想してみる。

 屋外遠方については、よく見ると推測する。
現状でも、近方重視の矯正で、遠方は見えていない。Lentis M Plus Xは、瞳孔が小さい場合でもLentis中心の遠方レンズの機能は相対的に機能の重みを増すので、よく見ると思う。(瞳孔が小さい明るい環境下での近方視力が出ないように思えるが、明るいところではコントラストが確保できるため視力が確保できるのかもしれない。)

 中距離については、今より落ちるかもしれない。我慢できる範囲だといいなあ。
近方については、老眼鏡を使ってもよいのでクリアに見えてほしい。
この点は一番不安が残る。Lentis M Plus X 使用者のブログなど情報がないため不安である。ファインビジョンについてはいくつがブログがあり、近方視力は実用的であるようだ。Lentis M Plus  Xであれば同程度に見ると思うので、なんとかなるのではないかと思いたい。
 (カウンセリングでは、レンティスだと、中間域の視力は落ちるものの0.7~0.8程度視力はでるそうだ。近用レンズと遠用レンズの境界部分が連続的につながっているそうだが、その部分で中間域の視力を確保しているのだろうか?)


 近方距離について想像する。現在の私は、右目は初期の白内障で、水晶体の周辺部分の白濁が始まっている。眼科での近方視力測定時、文字がかすむ場合がある。白濁部分が雲のように移動するので、視力がいいときと悪いときがあらわれるそうだ。この経験から、人は近方の文字を読む場合、その像は、水晶体下側周辺部を透過していることになる。レンティスは、下半分弱が近方用レンズとなっており、読書する姿勢での近方視力確保に理に叶った構造だといえるようだ。(逆に言えば、上目遣いで読書しづらいと想像する。 実際入れたらやってみます。・・・(^^;))
  加筆:上目遣い読書し易いです。理由は簡単でしたが、私の頭がついて行きませんでした。)

 とすると、レンティスは、他の単に幾何学的同心円状配置の多焦点眼内レンズよりも人間の日常生活に合わせたレンズ配置(構造)のような気がする。きっと自分の視力を改善してくれると思う。(思いたい。・・・・)
 加筆:5/8 :Restoreもリンクのように瞳孔径に応じてレンズを換えている。今では、単純な多焦点だけでなく、それぞれの生活スタイルに合わせたレンズ配置の多焦点眼内レンズが販売されていることになる。この5年ほどで多焦点眼内レンズは、それぞれ見え方に特徴があるレンズが販売されているようだ。

 といっても、多焦点レンズで得られる像のクオリティが、現状の見え方よりも低い場合は、メガネなしが達成できたとしても不自由というか、かなり残念な結果となる。そう思うとテンションが下がるが、老眼が進むといづれ同じ状況に陥ることは間違いない。早く決断した私に、神様がなにか思し召し下さることを祈るだけである。

最後に、
私なりに思うに、視力矯正は、問題の先延ばしみたいなものだと思う、強度近視の私はハードコンタクトレンズで35年過ごしたが、矯正時の老眼は早くやってくる。それを多焦点レンズで20年延命するようなものだと思う。あと10年ほど仕事ができる近方視力と遠方視力が手に入ればよいと思う。

2016.3.20:白内障手術の検討:多焦点眼内レンズ?レンティス(Lentis M Plus X toric)



 49歳にして白内障が始まったようだ。
 将来、白内障の手術を受ける前提で下調べした。すると、多焦点眼内レンズがすばらしくよいように書いてある。 宣伝も兼ねて大げさに書いてあるようだが、素晴らしくよく見えるように書いてあるのは気になる。
冷静に考えてみれば、7,80代の白内障で手術した場合と、20,30代で白内障手術をした場合では同じレンズを使用しても感想が異なるはずである。見え方の感想は、あくまで術前後の相対的評価となるだろう。


 今の時代、白内障手術を受ける可能性は相当高いらしい。私の場合は、他の人より10年程早く白内障の手術を受けることになったと考えることにする。折角なので、金額に糸目をつけず脳内妄想してみる。
多焦点レンズでは、ファインビジョン、レンティスが2topのようだが、さすがに高価なようである。正直、実際どんなものか、よくわからない。

  私の場合、ハードコンタクトレンズ使用歴約35年である。乱視がきついのでソフトは矯正できずハードコンタクトレンズ矯正となる。しかし、ここ数年ハードコンタクトレンズ着用も、眼が疲れ1日MAX約12時間が限界となってきた。眼鏡だとMAX視力1.0が限界だった。さらに、矯正時の老眼も進み矯正できる距離が年々狭まり、矯正範囲が追い詰められている。そのため、矯正を弱めたハードコンタクトレンズと自動車運転時に眼鏡着用、眼鏡だと、近方、中方、遠方の3種類を使用を強いられていた。
 5,6年程前、遠近両用コンタクトレンズを試したことがあるが、乱視がきついためコンタクトレンズが眼の中心に位置せず、効果なく使用を断念したこともある。その後、遠近両用眼鏡を購入したが、なじめず使わなくなり、今では行方知れずとなっている。そんな私からすれば、Lentisで40cm~遠くまで視力を確保できるなら、夢のような話で今すぐにでも入れたくなる。といっても、眼内レンズなので実質やり直しは効かないとしなければならない。単焦点、多焦点含めゼロベースで情報収集することとした。

 2chの白内障スレなどを見ると単焦点使用者が多く、焦点を選べるらしい。単焦点もありかなと考え、まず単焦点レンズについて考えた。

 単焦点眼内レンズを使用した場合、私の場合、焦点を手元3D程度に合わせることになろう。これは、術後は裸眼で、術前の手元用メガネ矯正時になるということである。するとメガネは遠距離用1個で済みそうだし、必要なメガネが3個から1個へ少なくなる。すなわち悪いことは何一つない。但し、単焦点眼内レンズで私のような4.5程度の乱視を矯正できるかどうかはわからない。また、単焦点レンズは保険適用内らしく、強度の乱視矯正は面倒がられ乱視が軽減できればOK的な対応となると思う。乱視矯正できるのであれば、矯正したいと思う。(強度乱視だったため分厚い眼鏡だったので・・・・)。
  
 多焦点眼内レンズについて調べてみることにする。一生懸命2chの白内障スレを読む。そこでは、多焦点眼内レンズは、ときどき話題になる程度である。多焦点眼内レンズは、全体の2,3%らしく絶対数が少ない。仮に話題になっても議論がかみ合っていない。とはいえ、レンティスでよく見えているという人は確かにいるようだ。
 自分で情報収集をした上で、今の自分が装着した場合の効果が、如何ほどか考えてみることにする。といっても、多焦点眼内レンズを使用した人の感想を読んでも、術前、術後の視力など定量的な数値で情報提供している人はごく少数のようだ。悩んでも仕方ないので、思い切って眼科へ直接相談してみることにした。

 かといってどこに相談すれば良いのだろうか?近いところで名古屋近辺から探してみる。中部地方でもいくつか多焦点眼内レンズを得意とする眼科があるようである。名古屋駅から近い眼科が多く手術をしておりよさそうだ。先生自体も、多焦点眼内レンズの術後結果を学会で発表されておられるようで間違いなさそうだし、手術を執刀される先生は、自分と同じ出身大学で歳も近く、妻と同学年のはず。それも何かの縁かもと思い、思い切ってメールさせて頂いた。

眼科の先生から2時間ほどで返信メールを頂いた。早すぎて、こちらがたじろぎ、警戒するほどである。要約すると以下のような内容であった。
・生活に支障がない程度の白内障であれば、50歳前での手術はしないほうが良い。
・近視-10D、乱視2.5以上であれば、多焦点レンズを考えてもよい。
・それ以上は診察しないとわからない。

となると私の場合、微妙なところである。
また、多焦点眼内レンズだと50歳程度の裸眼には劣るということだろうか?


 診ないと解らないのは事実なので、診察を受けることにし予約して伺ってみた。今まで、自分の視力が悪いことは知っていたものの、どの程度かは知らなかった。家でメガネの処方箋など見てみると近視や乱視は手術を検討してもよいレベルのようだ。実際に診察をして頂き以下のようなことらしい。

・白内障は初期段階で、治療する段階ではない。
・近視は両眼とも-12D以上乱視4.5程度で相当悪い部類であること。
・レンティス(Lentis M Plus X toric)なら乱視矯正も可能である。
 ファインビジョンでも乱視矯正は可能で、私の乱視でも対応しているとのこと。
 但し、ファインビジョンだと矯正範囲ギリらしく、レンティスをお勧めするとのことだった。 (レンティスの方が、乱視を矯正の結果がよいようで、術後のレーザー再矯正の確率が低いそうだ。)
 現状の単焦点コンタクトレンズ(眼鏡)では遠方~近方の矯正はできない。さらに老眼も進んでいく。 これだけ視力が悪いならば、年としては早すぎるが、今よりよく見えるようになるので、手術をお勧めする。 (これは想像するに、今より見え方の質は劣るが、遠近よく見える方がよかろうという判断だと思う。)

ということで、手術するならレンズはレンティス(Lentis M plus X toric)を勧められた。

 補足:
 この眼科は多焦点眼内レンズ中心の取り扱いらしく、聞くのも気が引けたので 自分で調べてみた。乱視矯正可能な単焦点眼内レンズ=トーリック眼内レンズは、-0.75D~-4.0Dに対応しており、ほとんどの人は対応するので心配しなくてもよい。という感じで書いてある。私は、ほとんどの人に該当しないほどの乱視らしい・・・・。 仮に乱視が矯正でき、裸眼で3D(手元33cm)に合わせると、遠方用メガネが必要となるが、現用より矯正が簡単でレンズも薄くなるであろう。現状よりも眼の負担は、相当減るであろう。
 (強度乱視矯正の場合、眼内レンズの角度もシビアにあわせる必要があり、手術も面倒になるはずである。保険適用内で強度乱視を面倒な(割の合わない)患者を診てもらえる眼科はあるのだろうか?対応してもらっても、乱視はある程度矯正できればOKといった対応になると考えたほうが現実的だと思う。) 
 加筆;自分の矯正数値を知らないのも情けない話である。といっても、小学校低学年から、教室で泣きながら視力検査をした身である。そのころから、矯正数値を知るのが怖かった記憶があり、故意に数値に触れないようにしてきたからだ。・・・・案外そのような人多いのでは。


私からは、レンティスの場合、手術後すぐ見えるのか?
仕事でCADをよく使うのだが、レンティスで作業できるのか?と伺うと、

・大丈夫です。あなたは、白内障患者では若い部類なのですぐ対応できる。とのこと。


カウンセリングを受けることを勧められる。カウンセリングといっても、手術を前提とした告知制度と考えられる。その日に手術の決心もつかないし、この夏には大きな仕事がある。簡単には決められないと告げ、逃げたものの、カウンセリングの日程は決められてしまった。まあ、その日まで色々調べ考えてみればよいと考えることとした。

 レンティスについて色々調べると、下記の先生のブログに行き着いた。
http://kashiwagi-ophthal.life.coocan.jp/research/research01.html
東大、阪大を卒業した先生のコメントである。光の進路計算は、そういう方法があるのかあ?と思いながら、多焦点眼内レンズはこんな風に見えるのかと思うと大変不安になる。不安なので、数日折を見て考えた、多焦点眼内レンズは、一つの眼で遠近(遠近中)のモノビジョンのはずで、近方の場合、近方のみを認識し、遠(遠中)は脳内で画像を破棄しているはずである。仮に、モノビジョンが働かず遠近(遠近中)の像を全て認識してしまうと、上記の計算結果となるように思う。
 そのようなことを念頭において考えると、多焦点眼内レンズ使用者の1%が2重に見えるとある。この1%の方は、モノビジョンができなかった方と思う。 
 強度近視、強度乱視でメガネ、ハードコンタクトレンズ使用者の私なら、モノビジョンできる可能性は相当高いはずである。
 私は、レンティスを含む多焦点眼内レンズは、一つの眼でモノビジョンと考えるのだが、その記述は見当たらない。確証を得るためにさらに調べると、
下記に先生がそのように書いておられる。
http://ameblo.jp/cec049/entry-10929012540.html
私が数日掛けて考えたことでも、専門家だと一瞬で理解できるのですねぇ。(というか私がアホなだけなんだろう。もうあまり気にしないことにしよう。)
 
 また、多焦点レンズは暗がりが見にくいらしいが、レンティスはそれが少ないとある。2chでは喧嘩に近いかみ合わない議論が続いている。個人的には、遠近の光は網膜に届くと推測するので明るさは裸眼とさして変わらないと思う。といっても、像は遠近に分けているので半分の像を脳で識別していると推測する。現実の世界では明るい場所が多く、像のコントラストがはっきりしているので認識しやすいと思う。(少なくとも瞳孔が開ききっていないような明るさであれば認識できそうだ。) 一方、暗がりになるほど、コントラストも悪くなり遠近像の切替も難しくなるので、見にくくなると推測する。瞳孔が目一杯開いても追いつかないようなさ暗がりになると、多焦点眼内レンズは、裸眼には及ばないと考える。
 そう考えると、淡いコントラストの小さい文字は見にくいといった断片的な情報もその理由を説明できそうだ。

 坪井眼科さんのブログを読むと、レンティスの構造を見ると、中央部は遠用レンズとなっているそうだ。
http://d.hatena.ne.jp/tsuboieye/20131204/1386155898
 考えてみると、屋外の明るいところでは遠くを見ることが多く遠距離像が主体である。確かに理にかなっていると思う。中央部の遠用レンズは、瞳孔よりも小さいそうである。室内では、瞳孔が開き近用域が相対的に広がるはずではある。他の多焦点眼内レンズと比較すると、人の生活範囲を考慮した設計なのかなあと思う。多焦点眼内レンズに不安がないといえばうそになるが、眼鏡なしで結構見える?のは、あこがれがあるのも事実。私の場合、乱視矯正するには、実質レンティスしかないというこじ付けで理由付けし、それに賭けてみたくなってきた。(先生も、今より見えると言っているし・・・)

 個人的な疑問が残るのは、レンティスで中間域が見える理由を知りたいと思う。レンティスは遠用、近用が境目がなく連続してつながっているとある。つながっている部分はレンズとして機能していないように思うので、中間がそこそこ見えるのは不思議である。

 追記:2017.7.21 
 曲率半径を同じにした遠用、近用の境目領域をLentis M plus Xで拡大した結果、中間域の視力向上が得られているのだと思う。自分で見ていても不思議だが、中間域の視力向上に期間が掛かるのは、境目領域の断片情報を脳で処理するまで、「慣が必要と言うことなんだろうと思う。 (追記終)

 妻に相談すると、調べてそうしたいなら手術したらいい思うと言われ、手術する方向で検討し始めた。(手術すると決めると、期待と不安があるが期待が膨らむ。すごく見えるという期待(妄想?)が脳を支配し始める。支配される一方で、その期待が打ち砕かれるのではという不安も芽生える。)

**2017.7.19加筆
 このあといろいろぐだぐだと感想を書いています。それはそれで私の当時の思うところの事実です。今となっては、他人が読んでも理解を妨げるだけだと思います。(今では消してしまおうかと思うぐらいです。) ですので、ご興味のある方は、 術後6ヶ月後ぐらいからお読み下さい。