2chではレンティスは半分の光だから暗いとの一部強固な意見があります。実感として日常生活では当てはまりません。最近、レンティスを入れたこの方も私と同じ感想を述べておられます。
http://centropyge.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/mx-1c5e.html
2chのレンティス光量半分で暗いという論理自体に、明らかな矛盾があります。ルクス値に対して、人が認識する明るさは、線形でなく対数になります。(聴覚が一番有名だと思います。) 下記が最も分かり易いと思います。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/desktop/dd319008(v=vs.85).aspx
例を挙げると、グラフ右端の約6,500ルクスの1/2=約3,250ルクスだと約0.85倍程度となります。ですからレンティス光量1/2だから明るさ1/2という考えは、問題提起の前提自体が間違いといえます。
グラフから解るように、ルクス値が小さい場合のみ線形となります。
合わせて考えると、明るいところでは暗く感じず、暗がりでは見辛いと行ったレンティス装着者の感想とグラフの相関が見られます。
私の場合、右目の白内障極初期、左目はさらに極初期でした。 実際にLentisを眼に入れてみると、Lentisが暗いという印象は無く、少なくとも読書灯程度の明るさであれば、健眼を同じように見える。さらに、文字が見えるかどうか暗いの真っ暗で試すとLentisの方が見づらくなりました。といっても、それを実感する機会はほとんどなく生活できています。
更に、人は脳でモノを認識しています。例として、盲目で合った方が20歳から急に見えるようになっても、見えているのですが脳で処理できずモノは見えないのです。
なかなか実感が湧かない方も多いと思います。下記が分かり易いです。
http://www.geocities.jp/meto178/kaigan.html
http://yosniimura.net/books/books201005.html
言いたいことは、三角形見て、その光学像が網膜に届いても脳が認識できなければ、人には見えていないということです。言い換えれば、Lentisから網膜へ届いた像が遠近混ざった輪郭の曖昧な像であったとしても、脳で三角形を判断できれば、三角形として処理され補正されるということです。
そうは言っても、私が「雑」といっている見え方は、脳で補正でききれない結果「雑」に見えているはずで、それが脳の限界なのかなあと思います。
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