2016年7月10日日曜日

2016.7.9 :術後約2ヶ月(右目約2.5ヶ月,左目約2ヶ月)

 今まで左目の視力が上がらない原因を、あれやこれやと書きましたが、どうやら些細なことのようです。あえて、このままにしておきますが、実際手術するとこのような暗中模索をするのかなあ ぐらいに捕らえて下さい。

 左目は、安定しているかわずかながら向上しているようです。(ときどき読めたある目標物が、しばしば見えるようになる 感じ)
 右目は安定しているようです。

 左目は、効き目でない非優位眼であること、1D程度の残余乱視、直前までハードコンタクト矯正したことなので、私も脳も混乱したようです。私の場合、あせって無理に見ようとしても視力上がりませんでした。いつもどおりに眼を開き、遠い距離を落ち着いてしっかり見るように心がけると、遠近の像処理学習が進み良いように思います。 
 また、コントラストのはっきりした景色を落ち着いてしっかりみると脳が学習するような気がします。
 

2016.7.17
  左目は右目には及ばないものの、その差は、わずかになってきました。今思えば、同じ光(像)でも、これほど見え方が異なるのかと思うほどです。つくづく脳で見ているのだなあと実感します。
 右目の中近距離の見え方も、まだ少しずつ良くなってきています。
 結果、両目の見え方も中近距離は、改善しつつあります。ゴーストのような影も見えますが、影がうすくなってきました。 細かく見え方を気にし過ぎかもしれませんが、中近距離の像が見えるように脳が完全に適応するのには、2,3ヶ月掛りました。(結構大変でした。・・・・(^_^)v)


2016.7.24
 左目中近距離視力は、まだ向上中です。実用上、もう不満ありません。これぐらい見えればうれしいなあと想像程度に見えます。2週間後の検診が少し楽しみです。



 

3 件のコメント:

  1. ご無沙汰しております、hokazです。
    ペスさん、経過良好のようで何よりです。我が事のように読ませて頂いてます。
    さて、私の方はと申しますと、少し前に眼科へ行きまして、手術を前提に検査を行う事となりました。多焦点、単焦点、片目、両目と未だ悶々としております。
    そこで、失礼は承知の上でペスさんに幾つかお伺いしたいんです。
    まず、ピント調整機能がないのにピントが合うというのをどうしても想像できないのです。一直線上にならんだ遠中近の目標物を、視線を動かさずに順に見ると、どんな感じに見えるんでしょうか?
    さらにペスさんの備忘録の中に見え方が「雑」という表現が何度か出てきてるのですが、具体的にどのような見え方なのでしょうか?そちらはもう解消しましたか?
    不躾な質問、誠に申し訳ありません。答えられる範囲で結構ですので、お答え頂ければ参考にしたいと思っております。
    よろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1. hokaz さんこんにちは、

      左目に関しては、無理くりな論理でわかりづらくなってしまいました。個人的な悶々とした日記として参考下さい。

      近況として、術後2ヶ月過ぎてから、見え方の質が良くなったようで、雑?な部分が少なくなってきています。
      妻と話していても、「雑」はイメージできずよくわからないと言われます。


      「雑」(アラが出る)というのは、主に以下の2つのような見え方です。

      1. 1~5m程度での視力が落ちる。

      lenitsの場合、おおしま眼科さんおWEBにあるように、中間は視力落ちます。(それでも他に比べれば落ちが少ないそうです。)
      http://oshimaganka.com/lentis.html
      例えると、同じ大きさの文字を見る場合、距離が離れていっても、水晶体でピントがあう距離まではボケずに見えるはずです。私の場合、中間距離(1~5mぐらい)距離が離れる程ピントがボケて行きます。それほど違和感はないですが、この違和感が雑ということになります。

      2. 30~40cmの近距離だと文字に影が見えることがあります。この点を雑と表現しています。(私の場合、右目で影が見えます。左目はほとんどありません。)


      それ以外はハードコンタクトと比較し同程度見えていると思います。(最近記憶も曖昧になりつつありますが・・・。)

      一直線の遠中近像を見ると、ほとんど同時に見えます。一瞬の間に脳で処理(切り替えている)ように思えます。
      (よく瞬きすると良く見えるようになりますが、それと同じような感覚です。)
      (ときどきピントがずれたように見えるときありますが、瞬きするとピントが合うように見えてきます。)

      私の感覚ですと、Lentis片眼 90%程度を老眼で95%ぐらいに脳で処理して見えるという感覚です。
      最近では、矯正している感覚が無くなって来ました。
      最初は、上目遣い、下目遣いとか気にしていましたが、最近では、ほぼ気にすることなく見えています。細かいところを言えば、例としてTVのコントラストがはっきりとした文字の境目とかにじんだように見えますが、最近はそれも少なくなり、私の好きなアトレティコマドリードの縦縞も不満ない程度に見えます。

      私の場合、強度乱視、強度近視、老眼の矯正なので、その点は間引いてお考え下さい。術前の私は、手元10cmに合わせた単焦点レンズに近い状況でした。個人的には、強度近視、強度乱視、老眼、白内障を同時に治療できたと思っています。大変満足しています。(いろいろ術後3ヶ月悶々としたこともありましたが・・・・)
      医師ではない素人判断ですが、右目に多焦点眼内レンズを入れるのも悪くない選択だと思います。

      削除
    2. ご丁寧なご回答、誠にありがとうございます。
      実体験に基づく事なので、本当に参考になります。

      実は、私の兄が遠近両用コンタクトを使用しているのですが、ピントの合い方などは似た感じのようです(瞬きするとピントが合う等)
      ハログレアらしきものもあるらしいので、色々聞いてみたのですが、「慣れるから全然大丈夫」と言ってました。
      結局は脳の順応なのかもしれませんね。

      先日の検診の結果、医師からは右のみ多焦点、左はコンタクトで様子見すれば?という提案を受けました。ただそれだと超ド級の不同視と左目の老眼に悩まされる事になると思われます。めんどくさくなってコンタクトもしなくなるだろうし・・・。白内障の症状が全然軽いとはいえ、左の視力もピントが合うのは眼前の13cm程度ですから、やはり両眼レンティスというのが無難なのかも知れません。
      あと数日ですが、結果が決まりましたらまたご連絡いたします。
      色々とありがとうございました。

      削除