術後2ヶ月後検診に伺う。
確かに左目は見えると思うだが、いざ検診に行くとなると少し緊張する。すこし右目は、EUROの見過ぎなのか腫れぼったく少し調子悪そう・・・。
2ヶ月検診に伺う。
・右目 近見 1.0- 遠見 1.25
・左目 近見 1.0 遠見 1.0- (左目の視力希望的に盛ってたみたい。・・・ごめんなさい。)
左目の乱視は1D程度とのことで、思いの外少なく、びっくりする。1ヶ月検診時、左目を乱視、遠視去勢すると 近見0.9 遠見 1.6見えたという事実もあり、タッチアップの選択肢も頭に浮かぶ。私としては、近くが見えた方がよいし、左右の視力差も気にならない程度なので、このままホールドすることとする。
また、メガネ屋さんに、右目は度数はきついが矯正し易く、左目は右目よりも度数はきつくないが、乱視が邪魔して1.0がメガネでは限界と言われていた。タッチアップしても、今後の加齢乱視のことを考えると長い目で見れば、意味をなさないかもしれない。まだ、左目の遠見視力も1.0ぐらいまでは上がりそう(って欲しい)だし、実用上問題なく満足できる。
看護師さんは、「もともとが相当の視力なので、ここまで矯正できただけでもすごいと思います。」と伝える。先生からは、「左目ようやく上がってきましたねぇ」とのコメントでタッチアップについての言及はなかった。
ここまでくると、左右視力差も小さくなり、Lentis矯正眼に慣れてしまい、特に不満も無く現在が普通であり日常となってきた。少々雑に見えるところもあるが、ほぼ裸眼感覚で生きていますし、仕事も長時間((>_<)できてしまう。今年買ったフジ医療器 シートマッサージャー MRL-1000BKも使わなくなった。遠くの景色は美しく、自動車の運転も楽しくなった。本や新聞も読むようになり、スマホも楽に見えるようになった。サウナでマンガ、テレビも読めるようになった。・・・・休みの日も髭を剃るようになった。顔も洗うようになった。・・・・・(あくまで、強度近視乱視で裸眼ではなにもできない私の場合の話です。)
付け足し:
大学時代の心理学の難波先生の授業がとても面白く脳に興味をもったことがあります。人はモノを眼で見ているわけですが、実際は脳による部分が大きそうです。有名な例が2つあります。
・先天性白内障の方が、手術で眼が見えるようになっても、すぐには見えない。
(5,6年間相当の努力をしないと日常生活ができないそうです。このことから、人はその瞬間に見えている像を見ているだけではないと言えます。その瞬間に捕らえた像を、脳の過去の記憶と照らし合わすことで丸を丸と判断しているようです。それぐらい、脳の仕事量は多いと言えます。)
・天地が逆に見えるメガネを使用しても、結果的には数週間で正立像で見えるようになる。
詳細はわかりませんが、眼で見えた像を脳で相当処理して見ていることになります。
大学に入るまで、かなり神経質にモノを見るタイプだったので、今の私の強度乱視、強度近視があります。難波先生の授業をきっかけに、眼で見るのではなく脳で理解して見ていると考えるようになりました。人の眼の見え方も不思議なモノで、よく見ると中近距離では、左右眼の見え方は案外異なり、それを脳で大胆に合成していると解ります。(私だけかもしれませんが・・・)
このことから、多焦点眼内レンズでは、網膜にはボケたり、二重だったりする像が網膜に届いているはずですが、脳の処理能力は天地逆にできるぐらいなので、なにか判別さえできれば、後は脳が処理してもらえると考えています。
実際入れてみると、さすがに脳にも無茶振りなのか雑に見える場面もありますが、概ね当たっているようで、満足できる見え方をしています。
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