朝自宅を出発する。 四日市IC付近の渋滞を抜け熊野を目指す。 今回は旅行は、時間的余裕があるのでサービスエリアで休憩を取りつつ向かう。 昼食は、紀北町海山地区の「一富士」で食事をとる。 記憶によると3回目の利用になる。 タコ、鮪といった地物の魚は、大変美味しい。 次に、新鹿海岸へ向かう。 泳ぎはしないが、当日は、最高気温27度という暑い日だったので、 水遊びは気持ちいい。 遊んでいる途中、特急「ワイドビュー南紀」が通過していく。 紀勢本線は、新鹿海岸の弓型の砂浜を倣うように敷設されている。 名古屋行の南紀を撮った写真がこれである。
熊野でサッカー少年団をされている、魚作商店さんは、こちら。
その後、宿泊先の熊野市のビジネス旅館へ向かう。 熊野市で気になっている。店を探す。 店名は、「初音寿司」である。
記憶では、2000年頃迄、妻と青春18切符で利用させて頂いていた。 その後子供が生まれたこともあり、足が遠のいていたが、 2007年頃地元の方伺うと、閉店されたとのこと。 その後、店の場所の記憶が曖昧のままで、店の場所を確かめたかった。 初音寿司は、「盛り合わせ」しかなく、一人前、一人前半の2種類しか無かった。 女性二人に店を切り盛りされていた。 寿司は、手毬寿司のように丸みを帯びており、甘めのシャリだったと記憶する。 鮪は普通に美味しく、味わい深いものであったが、同じような寿司にお目にかかることは無く、 もう食べられないと思うと、余計に食べたくなる。 ネットで検索すると、地元では有名な寿司屋だったようで、先代が亡くなったあと、 娘さん二人で切り盛りされていたらしい。 探すこと途中で銭湯を見つける。地元の銭湯も店じまいし寂しい思いをしているので、 営業中の銭湯を見つけると嬉しくなる。
「初音寿司」は、すぐ見つかった。ただ、外観の記憶は曖昧で イマイチ自信がない。 ガラス越しに店内を伺うと、私の記憶と合っている。間違いない。 自分の勝手な理解だが、この場所の確認し、もう食べれないことを 確認するだけで、心のなかのモヤモヤ感が無くなった気がする。
夕食は、旅館近くに居酒屋で頂く。 かつお、マグロは普通においしい。 本当は、「鯱」という店に行きたかったのだが、休業であった。 このみせも普通に美味しいのである。 翌朝、熊野市近くの七里御浜で時間を過ごす。 子供達は波打際で遊ぶ。
興味深いことに、砂浜で、昼寝をする人を見かけた。
察するに、たまたま昼寝をしているのではないようで、 昼寝が目的のようである。目が覚めると本を読んでいらっしゃる。 どうも、マイ昼寝グッズを持ち歩いておられるようだ。
少しお腹が空いたので、サークルKで「くノ一弁当」を頂く。 結構ガッツリ系の弁当であった。
そのあと「花の窟」神社へ向かう。
わずか1年前でも、人知れずの神社だったと思うのだが、 茶屋のような観光施設まで建っており、一大観光スポットの雰囲気さえ だだよう。その道の専門ではないので、言葉を知らないのだが、神道というか 日本人と自然とも関わりに興味を持たれる方が増えているようだ。
昼食は、海山地区の「一富士」正面の「潮州」で頂く。 唐揚げは絶妙の揚げ加減で、たいへんおいしい。 帰りは、東名阪の渋滞25kmを避け、亀山から下道で家へ帰る。
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