2016年5月15日日曜日

2016.5.14  :左目術後3日後検診と個人的感想


術後3日目検診へ伺う。
左目は近方0.9遠方1.0、右目近方0.9遠方1.6弱となる。左目のコンタクトレンズ矯正が由来と思われる乱視が戻っているため、左目遠方視力が上がっているようだ。
右目の中間視力もまだ向上中である。
テレビのアトレティコ ロヒブランコもゴースト見えなくなってきた。(探さないと見つからない感じ)

現状でも、新聞~PC~自動車運転までハードコンタクトレンズと同じとは言わないが、近いレベルで見える。プリント基板の刻印など特に小さい文字は+1~1.5の老眼鏡で非常によく見える。CADの細かい図面もよく見える。とっても、夜の運転は可能だが、まだまだ様子をみて注意しないと・・・。

最近は、多焦点眼内レンズの寿命やこの視力の継続期間の方が心配になってきている。つくづく自分は現金な人間だと実感させられる。まあ、補助的に眼鏡を使用することは構わないので、神様に委ねるにことにしよう。




<個人的感想>

 思い返せば、昨年12月コンタクトレンズを作りに行った地元の眼科で白内障が始まっていると言われ、テンション下がり、もう仕事も控えていかないといけないなあと黄昏ていました。

 自分なりに白内障手術について調べると、自分のような強度近視で老眼の場合は、視力を再設定できる数少ないチャンスであることも知りました。

 折角の機会だからと前向きに考えると、多焦点眼内レンズも視野に選択肢も考えるようになりました。本当に多焦点眼内レンズのメリットがあるのか不安でしたが、自分なりに考え決断してきたこの約半年間でした。(「機械のからだ」を手に入れる銀河鉄道999の哲郎とダブらせていました。・・・40後半ぐらいからしか解らない妄想だが・・・) 私の「機械のからだ」となる多焦点眼内レンズはどんな見え方を想像し期待し不安視した半年間は、年寄りには結構な冒険でした。
 
  白内障から始まったお話なのですが、私の場合、白内障による視力低下が始まる直前での手術なので、視力矯正のみ恩恵を受けたことになります。 貧乏性で浅ましい私は少し勿体ないというか、損した気さえします。(病院の先生や看護師さんの「早いけど・・」にもその意味も含まれていると思いたい・・) この意味も含めると「冒険」という言葉の真実味が増す気もします。

  私の場合、強度近視約12D、強度乱視約5D弱、進行中の老眼で、矯正可能な焦点範囲が年ごとに狭まり、年ごとに追い詰められている状況でした。そのため、メガネ 3個、コンタクトレンズ 3個を使い分けていました。その上で、白内障なんて・・・・正直勘弁だと思っていました。

 今回、手術で強度近視約+12Dを矯正し、両眼約5D弱の強度乱視も矯正し、全くゆがみ無く綺麗に見えるようになりました。これって、矯正できることだけでも結構凄い気がします。(Lentis M Plus X toricもすごいが、角膜のダメージを最小にし乱視を抑えつつ、レンズの中心と角度を合わせて頂いた先生も凄いのか?凄いような気がする?) 少なくとも、メガネ、ハードコンタクトレンズの矯正は、ゆうに超えています。 (夜星ぼやけるし、夜自動車運転もしづらいですが・・・,2016.6.1加筆、星案外見えてきました。夜の運転も力技乱視矯正のハードコンタクトレンズより見易くなりました。)
 ・・・少し興奮しました。まあ冷静に考えれば、わざわざ手術したんだから、当たり前ですね。・・しかも自由診療だし・・・(>_<)

 現時点で乱視が実感できるのは、視力検査時、判読限界のランドルト環の向きに得手不得手な方向があることぐらいです。

 矯正できる上にLentlis M Plus X toric は3Dの老眼鏡が連続してつながっていることになります。満足していますが、人間現金なもので、3ヶ月の脳学習期間中もっと慣れてもっと見えればいいなあと期待しています。
 
  多焦点眼内レンズの選択からスタートしたいるブログですが、実のところ、単焦点眼内レンズに決まりかけていました。
  私のように眼が悪いと、単焦点眼内レンズでも、メガネ、コンタクトレンズ各1個持ちで生活できるようになったはずです。その結果、現状比「すばらしい」という感想になったことは間違いありません。その上、今回のような冒険の必要も無く、かつ対費用効果は高かったことは、認識理解しています。(今思えば、眼科の先生に「今より必ずよく見えます。」というアドバイスが最後の一押しだったと思います。いろいろ情報整理し考え、うんちく話して、結局人の言葉で決めるのかよ、オレ・・という感じです。)

 単焦点眼内レンズ、多焦点眼内レンズのいづれにしても、私のように裸眼で生活できない強度近視、強度乱視、老眼(正確には視力矯正時の老眼?)にお悩みの方には、次のようにお考え頂きたいと思います。

・白内障は大部分の人がなるものだし、ラッキーといいませんが、裸眼での自分の視力を再設定できるチャンスとも言えます。現状の視力矯正生活よりも手術後の視力矯正生活は楽になるので、必要以上に落ち込む必要はないかもしれません。

 それでは、左目術後1週間検診までさようなら。 


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