2016年3月20日日曜日

2016.3.20:Lentis M Plus Xがどんな見え方か?素人なりの検討

 カウンセリングまで、lentis M Plus Xについて調べてみる。


*補足、lentis M Plus,lentis M Plus Xの違い
 Lentisには、上記2種類で、基本構造は同じです。遠方レンズと近方レンズの割合が異なるだけだそうです。Xは、遠方レンズが1/4の面積、近方レンズ面積大きくなっているそうです。私なりに調べると、Xは、遠方視力が術後すぐでない。近方、中間視力が出易い とのことです。術後数ヶ月たてば、Xも遠方視力がでて、lentis M Plusと変わらない らしいです。(素人なので間違っているかも。)  
 私の場合、先生から、通常lentis M Plus とlentis M Plus Xを左右で大丈夫とのことでした。カウンセリングでPC作業多くCAD業務多いと申し上げたところ、両眼lentis M Plus Xになりました。
  (私の場合、強度乱視なので、両眼ともlentis M Plus X toricになります。2016.6.1)

 よく見える方が多いようだが、1%程度の人は2重に見えてしまうそうだ。
網膜には2重の像が届いているはずなので、脳で切り分けられない人がいると推察する。
2重に見える人は、若く視力が良い人の場合、術後の2重像がクリアに見えてしまい、そればかり追いかけてしまうのでないかと推察する。

 私の場合、乱視もきついし、矯正しても視力はさほどないし、コンタクトレンズも併用しているため1%の2重に見える人にはならないだろうと希望的に考えることにする。近くも老眼でさほど見えていないため、今より悪く見えることはなさそうである。
 病院のブログなども確認してみると、レンズが目の所定の位置に装着されないと視力があがらないらしい。また、角膜の近視乱視や眼の長さ(角膜までの距離)をきちんとはかり、多焦点レンズの度数を決めるらしいのだが、少し難しいらしい。というか、それさえ出来ない年配の町医者もいるよいないような・・・。そうすると術数が多いに眼科の方が、安心な気がする。

 メールで返答を頂いた眼科は、上記に当てはまるのでそこで手術をお願いすることとした。

 手術前の眼の測定のため眼科へ伺う。この日のためにハードコンタクトレンズ装着を3週間のところ4週間控えた。(私の場合、メガネでもコンタクトレンズでも不便だが、メガネだけというのは、案外しんどかった。) 測定は、瞳孔を開いて眼底検査、眼長測定などを念入りに行い、先生の問診を受け終了。

・先生からは、術後すぐは見えないかもしれないが、1週間程度で見えてきますとの説明があった。
(Lentisの公式データでは、統計的には視力は、3か月程度の時間をかけて上がっていくようだ。ただ、データの年齢は私よりも10歳以上高齢と考えられるため、1か月程度で視力は安定するのかなあと思う(思いたい)。)

あとは、手術を待つ身となる。
個人的希望では3D(約33cm)で近方視力0.8〜1.0,中間視力0.8,遠方視力0.8程度見えればうれしいなあ。

手術を受けるとなると、期待と期待通りでないかった場合の不安が残る。
今一度、今回のLentis M Plus Xについて情報を整理した。

・視力は、3Dで0.8程度、中間域で0.7〜0.8、遠方で0.8〜1.0
 (メーカ公式資料だともう少しいいデータ、日本でも学会発表だとこの程度らしい)

不安因子を挙げると・・・
・レンズが想定位置にセッティングできない場合、視力がでない。
 私の場合、乱視がきついのでシビアなセッティングとなる。
・私の脳がモノビジョンに対応できず2重に見える。
 今までもメガネ、コンタクトレンズと使い分けてきたので、
  対応できそうに思う。現用のメガネ、コンタクトレンズでも遠くは見えず
  0.7程度で近方重視だった。
  
・近方視力がどの程度か?
 私の場合、30cmで0.8程度の近方視力が希望である。
 Lentis M Plus Xでも微妙なところである。
 またどの程度クリアに見えるか不安である。
 近方視力が、自分の求める程度か否か不安である。
 正直こればかりは実際にやってみないとわからない。

・ハロー、グレアがどの程度か?
 今のコンタクトレンズでもハードコンタクトレンズで、乱視を強力に校正している。
 私の場合、2年ぐらいでコンタクトレンズが曲がってしまう。
 そのような乱視なので、夜間はグレアは既に見えていると思う。
 きっと気にならないと 思う。また、夜に運転する機会も少ないため大丈夫だと思う。
・70歳を超えても視力は変わらないのか?
 加齢とともに、コントラストが低下し見えにくくなるのではないかと思う。
 Lentisは、近方遠方2つの像を網膜に映し出している。加齢と共に網膜と脳は2つの像の判別しづらくなり、結果コントラストが落ちるように思える。
 伺ってみると、80歳前のLentis M Plus 使用者でも視力は出ているそうなので、心配しなくてよいと思うということだった。
 加齢で瞳孔縮小が気になるが、その点も考慮され、近方レンズが隠れることがないような設計らしい。最悪、近方レンズが隠れても、遠方レンズのみ使えるはずで老眼鏡を使えばよいはずである。(それはそれで年相応なのでそうなっても仕方ないと思う。)
 
総合的に判断すると、コントラストは、手術しない眼の方がよく見えるはずである。
とはいえ、白内障の進行もあるので5年程度で、さらに見えにくくなるだろう。
上記を相殺すると考えれば、今手術してもよいように思う。

勝手に自分なりに術後の見え方を予想してみる。

 屋外遠方については、よく見ると推測する。
現状でも、近方重視の矯正で、遠方は見えていない。Lentis M Plus Xは、瞳孔が小さい場合でもLentis中心の遠方レンズの機能は相対的に機能の重みを増すので、よく見ると思う。(瞳孔が小さい明るい環境下での近方視力が出ないように思えるが、明るいところではコントラストが確保できるため視力が確保できるのかもしれない。)

 中距離については、今より落ちるかもしれない。我慢できる範囲だといいなあ。
近方については、老眼鏡を使ってもよいのでクリアに見えてほしい。
この点は一番不安が残る。Lentis M Plus X 使用者のブログなど情報がないため不安である。ファインビジョンについてはいくつがブログがあり、近方視力は実用的であるようだ。Lentis M Plus  Xであれば同程度に見ると思うので、なんとかなるのではないかと思いたい。
 (カウンセリングでは、レンティスだと、中間域の視力は落ちるものの0.7~0.8程度視力はでるそうだ。近用レンズと遠用レンズの境界部分が連続的につながっているそうだが、その部分で中間域の視力を確保しているのだろうか?)


 近方距離について想像する。現在の私は、右目は初期の白内障で、水晶体の周辺部分の白濁が始まっている。眼科での近方視力測定時、文字がかすむ場合がある。白濁部分が雲のように移動するので、視力がいいときと悪いときがあらわれるそうだ。この経験から、人は近方の文字を読む場合、その像は、水晶体下側周辺部を透過していることになる。レンティスは、下半分弱が近方用レンズとなっており、読書する姿勢での近方視力確保に理に叶った構造だといえるようだ。(逆に言えば、上目遣いで読書しづらいと想像する。 実際入れたらやってみます。・・・(^^;))
  加筆:上目遣い読書し易いです。理由は簡単でしたが、私の頭がついて行きませんでした。)

 とすると、レンティスは、他の単に幾何学的同心円状配置の多焦点眼内レンズよりも人間の日常生活に合わせたレンズ配置(構造)のような気がする。きっと自分の視力を改善してくれると思う。(思いたい。・・・・)
 加筆:5/8 :Restoreもリンクのように瞳孔径に応じてレンズを換えている。今では、単純な多焦点だけでなく、それぞれの生活スタイルに合わせたレンズ配置の多焦点眼内レンズが販売されていることになる。この5年ほどで多焦点眼内レンズは、それぞれ見え方に特徴があるレンズが販売されているようだ。

 といっても、多焦点レンズで得られる像のクオリティが、現状の見え方よりも低い場合は、メガネなしが達成できたとしても不自由というか、かなり残念な結果となる。そう思うとテンションが下がるが、老眼が進むといづれ同じ状況に陥ることは間違いない。早く決断した私に、神様がなにか思し召し下さることを祈るだけである。

最後に、
私なりに思うに、視力矯正は、問題の先延ばしみたいなものだと思う、強度近視の私はハードコンタクトレンズで35年過ごしたが、矯正時の老眼は早くやってくる。それを多焦点レンズで20年延命するようなものだと思う。あと10年ほど仕事ができる近方視力と遠方視力が手に入ればよいと思う。

2016.3.20:白内障手術の検討:多焦点眼内レンズ?レンティス(Lentis M Plus X toric)



 49歳にして白内障が始まったようだ。
 将来、白内障の手術を受ける前提で下調べした。すると、多焦点眼内レンズがすばらしくよいように書いてある。 宣伝も兼ねて大げさに書いてあるようだが、素晴らしくよく見えるように書いてあるのは気になる。
冷静に考えてみれば、7,80代の白内障で手術した場合と、20,30代で白内障手術をした場合では同じレンズを使用しても感想が異なるはずである。見え方の感想は、あくまで術前後の相対的評価となるだろう。


 今の時代、白内障手術を受ける可能性は相当高いらしい。私の場合は、他の人より10年程早く白内障の手術を受けることになったと考えることにする。折角なので、金額に糸目をつけず脳内妄想してみる。
多焦点レンズでは、ファインビジョン、レンティスが2topのようだが、さすがに高価なようである。正直、実際どんなものか、よくわからない。

  私の場合、ハードコンタクトレンズ使用歴約35年である。乱視がきついのでソフトは矯正できずハードコンタクトレンズ矯正となる。しかし、ここ数年ハードコンタクトレンズ着用も、眼が疲れ1日MAX約12時間が限界となってきた。眼鏡だとMAX視力1.0が限界だった。さらに、矯正時の老眼も進み矯正できる距離が年々狭まり、矯正範囲が追い詰められている。そのため、矯正を弱めたハードコンタクトレンズと自動車運転時に眼鏡着用、眼鏡だと、近方、中方、遠方の3種類を使用を強いられていた。
 5,6年程前、遠近両用コンタクトレンズを試したことがあるが、乱視がきついためコンタクトレンズが眼の中心に位置せず、効果なく使用を断念したこともある。その後、遠近両用眼鏡を購入したが、なじめず使わなくなり、今では行方知れずとなっている。そんな私からすれば、Lentisで40cm~遠くまで視力を確保できるなら、夢のような話で今すぐにでも入れたくなる。といっても、眼内レンズなので実質やり直しは効かないとしなければならない。単焦点、多焦点含めゼロベースで情報収集することとした。

 2chの白内障スレなどを見ると単焦点使用者が多く、焦点を選べるらしい。単焦点もありかなと考え、まず単焦点レンズについて考えた。

 単焦点眼内レンズを使用した場合、私の場合、焦点を手元3D程度に合わせることになろう。これは、術後は裸眼で、術前の手元用メガネ矯正時になるということである。するとメガネは遠距離用1個で済みそうだし、必要なメガネが3個から1個へ少なくなる。すなわち悪いことは何一つない。但し、単焦点眼内レンズで私のような4.5程度の乱視を矯正できるかどうかはわからない。また、単焦点レンズは保険適用内らしく、強度の乱視矯正は面倒がられ乱視が軽減できればOK的な対応となると思う。乱視矯正できるのであれば、矯正したいと思う。(強度乱視だったため分厚い眼鏡だったので・・・・)。
  
 多焦点眼内レンズについて調べてみることにする。一生懸命2chの白内障スレを読む。そこでは、多焦点眼内レンズは、ときどき話題になる程度である。多焦点眼内レンズは、全体の2,3%らしく絶対数が少ない。仮に話題になっても議論がかみ合っていない。とはいえ、レンティスでよく見えているという人は確かにいるようだ。
 自分で情報収集をした上で、今の自分が装着した場合の効果が、如何ほどか考えてみることにする。といっても、多焦点眼内レンズを使用した人の感想を読んでも、術前、術後の視力など定量的な数値で情報提供している人はごく少数のようだ。悩んでも仕方ないので、思い切って眼科へ直接相談してみることにした。

 かといってどこに相談すれば良いのだろうか?近いところで名古屋近辺から探してみる。中部地方でもいくつか多焦点眼内レンズを得意とする眼科があるようである。名古屋駅から近い眼科が多く手術をしておりよさそうだ。先生自体も、多焦点眼内レンズの術後結果を学会で発表されておられるようで間違いなさそうだし、手術を執刀される先生は、自分と同じ出身大学で歳も近く、妻と同学年のはず。それも何かの縁かもと思い、思い切ってメールさせて頂いた。

眼科の先生から2時間ほどで返信メールを頂いた。早すぎて、こちらがたじろぎ、警戒するほどである。要約すると以下のような内容であった。
・生活に支障がない程度の白内障であれば、50歳前での手術はしないほうが良い。
・近視-10D、乱視2.5以上であれば、多焦点レンズを考えてもよい。
・それ以上は診察しないとわからない。

となると私の場合、微妙なところである。
また、多焦点眼内レンズだと50歳程度の裸眼には劣るということだろうか?


 診ないと解らないのは事実なので、診察を受けることにし予約して伺ってみた。今まで、自分の視力が悪いことは知っていたものの、どの程度かは知らなかった。家でメガネの処方箋など見てみると近視や乱視は手術を検討してもよいレベルのようだ。実際に診察をして頂き以下のようなことらしい。

・白内障は初期段階で、治療する段階ではない。
・近視は両眼とも-12D以上乱視4.5程度で相当悪い部類であること。
・レンティス(Lentis M Plus X toric)なら乱視矯正も可能である。
 ファインビジョンでも乱視矯正は可能で、私の乱視でも対応しているとのこと。
 但し、ファインビジョンだと矯正範囲ギリらしく、レンティスをお勧めするとのことだった。 (レンティスの方が、乱視を矯正の結果がよいようで、術後のレーザー再矯正の確率が低いそうだ。)
 現状の単焦点コンタクトレンズ(眼鏡)では遠方~近方の矯正はできない。さらに老眼も進んでいく。 これだけ視力が悪いならば、年としては早すぎるが、今よりよく見えるようになるので、手術をお勧めする。 (これは想像するに、今より見え方の質は劣るが、遠近よく見える方がよかろうという判断だと思う。)

ということで、手術するならレンズはレンティス(Lentis M plus X toric)を勧められた。

 補足:
 この眼科は多焦点眼内レンズ中心の取り扱いらしく、聞くのも気が引けたので 自分で調べてみた。乱視矯正可能な単焦点眼内レンズ=トーリック眼内レンズは、-0.75D~-4.0Dに対応しており、ほとんどの人は対応するので心配しなくてもよい。という感じで書いてある。私は、ほとんどの人に該当しないほどの乱視らしい・・・・。 仮に乱視が矯正でき、裸眼で3D(手元33cm)に合わせると、遠方用メガネが必要となるが、現用より矯正が簡単でレンズも薄くなるであろう。現状よりも眼の負担は、相当減るであろう。
 (強度乱視矯正の場合、眼内レンズの角度もシビアにあわせる必要があり、手術も面倒になるはずである。保険適用内で強度乱視を面倒な(割の合わない)患者を診てもらえる眼科はあるのだろうか?対応してもらっても、乱視はある程度矯正できればOKといった対応になると考えたほうが現実的だと思う。) 
 加筆;自分の矯正数値を知らないのも情けない話である。といっても、小学校低学年から、教室で泣きながら視力検査をした身である。そのころから、矯正数値を知るのが怖かった記憶があり、故意に数値に触れないようにしてきたからだ。・・・・案外そのような人多いのでは。


私からは、レンティスの場合、手術後すぐ見えるのか?
仕事でCADをよく使うのだが、レンティスで作業できるのか?と伺うと、

・大丈夫です。あなたは、白内障患者では若い部類なのですぐ対応できる。とのこと。


カウンセリングを受けることを勧められる。カウンセリングといっても、手術を前提とした告知制度と考えられる。その日に手術の決心もつかないし、この夏には大きな仕事がある。簡単には決められないと告げ、逃げたものの、カウンセリングの日程は決められてしまった。まあ、その日まで色々調べ考えてみればよいと考えることとした。

 レンティスについて色々調べると、下記の先生のブログに行き着いた。
http://kashiwagi-ophthal.life.coocan.jp/research/research01.html
東大、阪大を卒業した先生のコメントである。光の進路計算は、そういう方法があるのかあ?と思いながら、多焦点眼内レンズはこんな風に見えるのかと思うと大変不安になる。不安なので、数日折を見て考えた、多焦点眼内レンズは、一つの眼で遠近(遠近中)のモノビジョンのはずで、近方の場合、近方のみを認識し、遠(遠中)は脳内で画像を破棄しているはずである。仮に、モノビジョンが働かず遠近(遠近中)の像を全て認識してしまうと、上記の計算結果となるように思う。
 そのようなことを念頭において考えると、多焦点眼内レンズ使用者の1%が2重に見えるとある。この1%の方は、モノビジョンができなかった方と思う。 
 強度近視、強度乱視でメガネ、ハードコンタクトレンズ使用者の私なら、モノビジョンできる可能性は相当高いはずである。
 私は、レンティスを含む多焦点眼内レンズは、一つの眼でモノビジョンと考えるのだが、その記述は見当たらない。確証を得るためにさらに調べると、
下記に先生がそのように書いておられる。
http://ameblo.jp/cec049/entry-10929012540.html
私が数日掛けて考えたことでも、専門家だと一瞬で理解できるのですねぇ。(というか私がアホなだけなんだろう。もうあまり気にしないことにしよう。)
 
 また、多焦点レンズは暗がりが見にくいらしいが、レンティスはそれが少ないとある。2chでは喧嘩に近いかみ合わない議論が続いている。個人的には、遠近の光は網膜に届くと推測するので明るさは裸眼とさして変わらないと思う。といっても、像は遠近に分けているので半分の像を脳で識別していると推測する。現実の世界では明るい場所が多く、像のコントラストがはっきりしているので認識しやすいと思う。(少なくとも瞳孔が開ききっていないような明るさであれば認識できそうだ。) 一方、暗がりになるほど、コントラストも悪くなり遠近像の切替も難しくなるので、見にくくなると推測する。瞳孔が目一杯開いても追いつかないようなさ暗がりになると、多焦点眼内レンズは、裸眼には及ばないと考える。
 そう考えると、淡いコントラストの小さい文字は見にくいといった断片的な情報もその理由を説明できそうだ。

 坪井眼科さんのブログを読むと、レンティスの構造を見ると、中央部は遠用レンズとなっているそうだ。
http://d.hatena.ne.jp/tsuboieye/20131204/1386155898
 考えてみると、屋外の明るいところでは遠くを見ることが多く遠距離像が主体である。確かに理にかなっていると思う。中央部の遠用レンズは、瞳孔よりも小さいそうである。室内では、瞳孔が開き近用域が相対的に広がるはずではある。他の多焦点眼内レンズと比較すると、人の生活範囲を考慮した設計なのかなあと思う。多焦点眼内レンズに不安がないといえばうそになるが、眼鏡なしで結構見える?のは、あこがれがあるのも事実。私の場合、乱視矯正するには、実質レンティスしかないというこじ付けで理由付けし、それに賭けてみたくなってきた。(先生も、今より見えると言っているし・・・)

 個人的な疑問が残るのは、レンティスで中間域が見える理由を知りたいと思う。レンティスは遠用、近用が境目がなく連続してつながっているとある。つながっている部分はレンズとして機能していないように思うので、中間がそこそこ見えるのは不思議である。

 追記:2017.7.21 
 曲率半径を同じにした遠用、近用の境目領域をLentis M plus Xで拡大した結果、中間域の視力向上が得られているのだと思う。自分で見ていても不思議だが、中間域の視力向上に期間が掛かるのは、境目領域の断片情報を脳で処理するまで、「慣が必要と言うことなんだろうと思う。 (追記終)

 妻に相談すると、調べてそうしたいなら手術したらいい思うと言われ、手術する方向で検討し始めた。(手術すると決めると、期待と不安があるが期待が膨らむ。すごく見えるという期待(妄想?)が脳を支配し始める。支配される一方で、その期待が打ち砕かれるのではという不安も芽生える。)

**2017.7.19加筆
 このあといろいろぐだぐだと感想を書いています。それはそれで私の当時の思うところの事実です。今となっては、他人が読んでも理解を妨げるだけだと思います。(今では消してしまおうかと思うぐらいです。) ですので、ご興味のある方は、 術後6ヶ月後ぐらいからお読み下さい。

 

2016.3.19:おかげ横丁,神恩太鼓

いろいろ忙しかった挙句、アトレティコは、バルサとCLで対戦することとなった。
最初、がっかりしたのだが、シメオネのコメントを読んで切り替えることとした。
シメオネの思いを受けたかどうかわからないが、休憩におかげ横丁へ向かう。
時間がなかったので、ポイント交換で近鉄特急で向かう。
おかげ横丁といえば、神恩太鼓である。
久しぶりとはいえ、数か月ぶりに演奏を聴かせて頂く。
前回よりもうまくなっているし、この1年間の上達ぶりは目を見張るものがある。
但し、素人目にも先代のレベルは超えていないと思う。
とはいえ、先代の思いが繋がるレベル?だと思う。
偉そうなことは、全くもって言えないのだが、精進して頂きたいと思う。
今後も片隅で見守らせて頂きたい。






2016年3月10日木曜日

2016.3.9: 白内障 手術するの!! どうするの?

2015年12月に破損したコンタクトレンズのため眼科へ向かった。
コンタクトレンズの装着を検眼してもらう際、「白内障が始まっている」と言われた。
言われてみれば、夜の自動車運転時に眩しさを感じることが多くなっているなど
思い当たる節がある。
ゆくゆくは、白内障の手術が必要かと思い、色々調べてみる。
白内障の治療は、眼内レンズを入れるしかないようだ。
眼内レンズには、単焦点と多焦点があるようだ。

私の場合、近視は-14D,乱視は4.5程度、さらに老眼も入っている。
すでにほぼ単焦点のような気がする。
仮に単焦点レンズを入れれば、手元に焦点を合わせれば、メガネなしで本を読むことができそうだ。
この場合、遠距離用のメガネを用意すればよいので、今よりメガネの数は減りそうだ。
このように考えれば、白内障の手術は、私にとってマイナスではないようだ。
さらに調べると多焦点レンズというものもあるらしい。
多焦点レンズを調べると、焦点が2つある遠近両用レンズらしい。
遠近両用のメガネやコンタクトレンズを試用したことがあるが、私には合わなかった。
最近では、3焦点のファインビジョンというレンズがあるようだ。

眼内レンズは、手術しなければ交換できず、実際に試用できないため
このファインビジョンがどのように見えるのかは、私にはわからない。
私の理解では、網膜には3焦点分の像が常に届いているはずである。そうすると
脳が3つの像を切り分けて処理できるのかと疑問に思う。

色々調べると、常に3つの像が実際に見えるのではないようである。
物体を見るということは、網膜で見ているわけではなく脳で見ているのであろう。

2015.10.3: 休みたいぞ!!

忙しさも峠を越え、少し時間を作ることができるようになった。
Atleticoの試合も月曜日早朝であることを加味し、土曜日の午後出かけることとした。
本当は、紀勢本線へ行きたいところであるが、時間的には無理なので、
銭湯目当てで伊勢市へ向かうこととした。

近鉄クレジットカードのポイントを特急ポイントへ変換したものの使う当てもないので
特急で五十鈴川へ向かうこととする

おかげ横丁で神恩太鼓14:30の演奏を聴いてから、伊勢市の一月屋と銭湯を目論む。
といっても、最近の行動はマンネリ化しつつあり、break through が必要。

2016.1.2~3:姫川温泉

青春18切符を購入したものの、湯水のように旅行プランが浮かばない。
いろいろ考えたが、新潟県の姫川温泉に向かうこととする。
大糸線は案外乗りこなしが難しく、始発でも到着が16時頃となる。
帰りも朝9:30頃出ても到着は18:00頃となる。

妻に聞くと、姫川温泉へは今から40年ほど前に親戚一同で宿泊したことがあるそうである。
宿泊は結局同じところのような朝日荘というところらしい。

始発の関西本線から乗り継ぎ南小谷駅まで到着した。
南小谷駅では1時間30分程の待ち合わせである。
営業している店舗も駅前のお土産屋と南小谷物産館のみであった。
南小谷物産館でそばを頂き、お土産の漬物を購入する。
ゆっくり歩いて時間を潰すが30分程余ってしまう。
仕方ないので駅の待合室でこの文章を書く。

目的の列車に乗り、目的地の平岩へ向かう。時刻表を見ると糸魚川で折り返しても旅館に間に合う。もともと温泉に3時間ほど入っていようかと考えていたのだが、あっさり予定変更し、糸魚川へ向かう。
糸魚川の駅で1時間ほど時間を使い、スーパーでお酒と軽い食事を購入する。

のち、糸魚川から目的の平岩駅へ向かう。2両編成で乗客は高々10人程だった。
時期に日が暮れ暗くなってしまう。途中25㎞制限の区間があり列車はゆっくり進む。
25㎞制限の区間が被災した区間なのだろうか?

平岩駅に着くと、旅館の方が向かいに来て頂いていた。
聞くと1本前の列車にはお乗りになられていなかったのでとのこと恐縮してしまう。

旅館には、岩風呂と露天風呂の2種類がある。岩風呂はほぼ室内。露天風呂は旅館の屋上に風呂があうそうである。
岩風呂は、19時~20時は女子風呂になるとある。男と書いてある暖簾を何度も確認するのだが脱衣場からは女性っぽい声がする。更衣室では、先着の入浴客がお見えである。その人を服を見ると男のようである。扉を開けると男性の方が2名入っておられる。お風呂の様子に探りに奥へ行くと声の主がおられたようだ。どうも左右対称のお風呂で中央部の岩でほぼ区切られているものの行き来はできてしまう構造のようだ。混浴目当ての好色親父と思われたかなあと後悔し戻ると。
男性の方から、中どうなっているんですか?と聞かれる。そのようなことを話していると、男性1名の方は千葉から連泊とのこと。鉄道温泉好きとのことで毎年泊まりに来るそうである。


寂れているものの、繁忙期を含め年中同一金額であること。現在はほぼ夫婦で切り盛りされていること。忙しいときは、娘さんやヘルプのおばさんがはいることを伺う。

別の男性の方は、私の出身県の大学の医学部を出られた方で大町の医者をされているそうである。日帰りで来られたそうだ。

夕飯も思ったよりも色々な料理でびっくりした。仕事柄か食事をとる時間が短いためがあっさり食事を終え、部屋へ戻る。もう一度入浴しようかと思うが、お腹もいっぱいなのでやめてしまう。テレビを見たり寝たりで朝を迎える。
7時から露天風呂へ向かうと作治との連泊の方と出会う。色々話を伺うとこの方も医者とのことである、ほぼ私が聞き役で話を伺ってしまった。話は概ねこんな感じだった。
医学部を出て医師免許は取得したが民間の研究所勤務をしていた。その4年ほどのnatureに論文が掲載されたこともあるそうだ。その後、会社側の研究者に対する環境が変わり、退職し医者をされいるそうだ。今では休日呼び出しは受けないような勤務契約で千葉の大学病院勤務しているそうだ。現在独り身のようである。会社辞めてもお医者さんなのだから、私とは大違いである。
そうこう話を伺っていると朝食の8:00となる。朝の食事もおいしいかった。一人であるのであっさり終わり、清算し駅へ向かう。


白馬からはたくさんのスキー客が乗り込んできた。

2015.12.26: 飛騨古川

実のところ、年のせいか臆病になった。
来年に大きな仕事を獲得したので、そのプレッシャーがあり、
日に何時間か仕事しないと非常に落ち込んでしまう。なかなか
一日ゆっくり過ごすことができない。

意を決して青春18切符を購入したのだが、イマイチ旅に出る気合が乗らないが、いろいろ考え行き先を決める。
神岡に行ってみたいのだが、日帰りでは実質無理のようだ。飛騨古川と猪谷間は、列車の本数、乗り継ぎが厳しい。
そのため、飛騨古川とする。昼間営業している銭湯もあり、造り酒屋もあるようでよさそうである。
調べると行きも帰りも理想的な乗り継ぎが可能である。むしろ乗り継ぎが良すぎて窮屈なほどである。


当日12月26日は、リーガはクリスマス休みであるし都合がよい。このあたりで青春18切符を消化しないと
余ってしまう。

関西線最寄駅から乗車する。月がきれいである。この時間は近鉄の急行もなくJRが最速最安となるためか、
結構な乗車率である。名古屋からは岐阜まで310系に乗車。
岐阜から飛騨古川行きの乗車する。この列車は座席をとるのが大変だった記憶があるが、時間に余裕があったせいか
うまく座席をとることができた。この列車はキハ25系で転換クロスシートとなっている。
前回の熊野市行きではキハ25系ではロングシートであった。ロングシートでも窓は広くそれはそれで快適であったのだが・・・

結局さんざん飲んだくれ、銭湯も午後2時からとおばちゃんに言われ、さらに飲んで、段差で転んでメガネを曲げてしまったのだった。・・・

2015.11.23:キハ25 JR東海

2015.11.23

常々キハ25に乗っていたいと思っていたが、なかなか乗りそびれて早何年となってしまった。
人生でないほどの大きな仕事を請け負ったこともあり、気が張り休みも取れなかったが、
今日ぐらいは休んでよかろうと思い。飲み鉄の旅を思いつく。

待ち望んだ飲み鉄の旅とはいえ、最寄りの駅の始発に乗り過ごし、仕方ないというか
待ち望んだ録画のアトレティコの試合を見るが、なぜか途中で録画が途絶え、smart phoneを見ると、
日頃の行いのせいか、結果が出ている。

とはいえ、気を取り直し、時刻表を確認しアトレティコの試合を見る。
ピボーテの寄せの速さなどは、個人的にはやっぱりほれぼれする。
なんとかバルサに勝って欲しいと思うが、御隣に勝った気がしている自分が恐ろしい。

仕切り直しの鉄道旅行に対し、時間が少し余ったので、アトムの散歩に出かける。
アトムは、いい子で可愛い。←飼い主バカ。

2015.9.13:ライフプランセミナー

某証券会社のライフプランセミナーへ行ってみる。
80人定員に対し、実際の参加者は3名のみだった。

実際のライフプランの説明は約60分程度で、ネットで仕入れる情報と
さほど変わらない。

最後に、ライフプランシュミレーションに必要な情報を記入し提出した。
後日、ライフプランシュミレーション結果を送って頂けるそうだ。

今後のわが家の生活を考え、それに対しどのような努力が必要か、
考えることが必要な年になってきた。


とはいえ、結果見るのは怖いなあ。

2015.9.12: アトム 犬がやってきた

7月から犬を飼うこととなった。
予てから犬を飼いたいと長女は言っており、犬を飼う約束をして
かれこれ5年程経つ。
小学校6年になり、犬の世話もできるだろうと判断しというか
親としては、さすがに先延ばしにできない状況である。

近くで犬の里親会へ行ってみる。
個人的には、柴犬が好きだが、経験では、思いのほか気が強く吠える印象がある。
雑種で中小型犬で穏やかな性格を探す。噛み癖がないことも必要である。
偉そうに条件を書いているが、こちら側に犬を教育するスキルがないので致し方ない。

里親会ではメスの柴犬がいたのだが、こちらが悩む間もなく貰われていった。
自分なりに穏やかな性格の犬を探してみる。
黒いテリアの雑種がいる。まんべなく人に愛想がいい。
少し大きすぎるかなあと思う。

家族で接してみると思いのほか好印象である。向こうがどう思っているかは
わからないが・・・。

一度家に帰って家族で相談することとする。
家族ともテリアの雑種が気に入っていることが分かった。
家族でこのテリアを迎えることを決めた。名前はアトムというらしい。
10㎏程で3歳ぐらいらしい。オスで去勢済とのこと。

いざ覚悟が決まってしまうと、アトムを逃したくなくという欲求が芽生える。
次の里親会へ向かう。

アトムは、ワンワンと遊ぼうと声をかけてくる。
アトムの口に手を入れるとかまない。舌も抓めるほどだった。
聞くと噛み癖はないとのこと。

関係者に話を伺うと、
・飼い主以外の人間に関心がなく、吠えないとのこと。
・トイレも散歩の時しかせず、躾けられているらしい。
・噛み癖もないらしい。

妻や子供たちにも確認し、アトムを貰うことを申し出ることとした。

実際に犬を向かい入れることが可能か家の確認をして頂き、
わが家へアトムがやってきたのだった。

家にとっては3人目の子供ができたに近い状況なので気が張るが、
犬は3歳で人の乳幼児と違い手間がかからないのは助かった。
実際に一緒に住んでみると、あまり手のかからない子だった。
アトムからすれば今年の3月に保健所収容から、7月まで保護され
わが家へ来たのだから、今年になって色々気苦労があったと思われる。

少しずつうちの家族に慣れてくれればよいなあと思う。