2016年3月10日木曜日

2016.1.2~3:姫川温泉

青春18切符を購入したものの、湯水のように旅行プランが浮かばない。
いろいろ考えたが、新潟県の姫川温泉に向かうこととする。
大糸線は案外乗りこなしが難しく、始発でも到着が16時頃となる。
帰りも朝9:30頃出ても到着は18:00頃となる。

妻に聞くと、姫川温泉へは今から40年ほど前に親戚一同で宿泊したことがあるそうである。
宿泊は結局同じところのような朝日荘というところらしい。

始発の関西本線から乗り継ぎ南小谷駅まで到着した。
南小谷駅では1時間30分程の待ち合わせである。
営業している店舗も駅前のお土産屋と南小谷物産館のみであった。
南小谷物産館でそばを頂き、お土産の漬物を購入する。
ゆっくり歩いて時間を潰すが30分程余ってしまう。
仕方ないので駅の待合室でこの文章を書く。

目的の列車に乗り、目的地の平岩へ向かう。時刻表を見ると糸魚川で折り返しても旅館に間に合う。もともと温泉に3時間ほど入っていようかと考えていたのだが、あっさり予定変更し、糸魚川へ向かう。
糸魚川の駅で1時間ほど時間を使い、スーパーでお酒と軽い食事を購入する。

のち、糸魚川から目的の平岩駅へ向かう。2両編成で乗客は高々10人程だった。
時期に日が暮れ暗くなってしまう。途中25㎞制限の区間があり列車はゆっくり進む。
25㎞制限の区間が被災した区間なのだろうか?

平岩駅に着くと、旅館の方が向かいに来て頂いていた。
聞くと1本前の列車にはお乗りになられていなかったのでとのこと恐縮してしまう。

旅館には、岩風呂と露天風呂の2種類がある。岩風呂はほぼ室内。露天風呂は旅館の屋上に風呂があうそうである。
岩風呂は、19時~20時は女子風呂になるとある。男と書いてある暖簾を何度も確認するのだが脱衣場からは女性っぽい声がする。更衣室では、先着の入浴客がお見えである。その人を服を見ると男のようである。扉を開けると男性の方が2名入っておられる。お風呂の様子に探りに奥へ行くと声の主がおられたようだ。どうも左右対称のお風呂で中央部の岩でほぼ区切られているものの行き来はできてしまう構造のようだ。混浴目当ての好色親父と思われたかなあと後悔し戻ると。
男性の方から、中どうなっているんですか?と聞かれる。そのようなことを話していると、男性1名の方は千葉から連泊とのこと。鉄道温泉好きとのことで毎年泊まりに来るそうである。


寂れているものの、繁忙期を含め年中同一金額であること。現在はほぼ夫婦で切り盛りされていること。忙しいときは、娘さんやヘルプのおばさんがはいることを伺う。

別の男性の方は、私の出身県の大学の医学部を出られた方で大町の医者をされているそうである。日帰りで来られたそうだ。

夕飯も思ったよりも色々な料理でびっくりした。仕事柄か食事をとる時間が短いためがあっさり食事を終え、部屋へ戻る。もう一度入浴しようかと思うが、お腹もいっぱいなのでやめてしまう。テレビを見たり寝たりで朝を迎える。
7時から露天風呂へ向かうと作治との連泊の方と出会う。色々話を伺うとこの方も医者とのことである、ほぼ私が聞き役で話を伺ってしまった。話は概ねこんな感じだった。
医学部を出て医師免許は取得したが民間の研究所勤務をしていた。その4年ほどのnatureに論文が掲載されたこともあるそうだ。その後、会社側の研究者に対する環境が変わり、退職し医者をされいるそうだ。今では休日呼び出しは受けないような勤務契約で千葉の大学病院勤務しているそうだ。現在独り身のようである。会社辞めてもお医者さんなのだから、私とは大違いである。
そうこう話を伺っていると朝食の8:00となる。朝の食事もおいしいかった。一人であるのであっさり終わり、清算し駅へ向かう。


白馬からはたくさんのスキー客が乗り込んできた。

0 件のコメント:

コメントを投稿